株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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結局米株は強いって事⁉︎

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は上昇となりました。

NYダウ    +740.58   42343.65

NASDAQ          +461.95           19199.16

 S&P500           +118.72             5921.54

VIX指数            -1.61                      18.96

原油                 -0.45                       61.08

為替                                              144.35

 

連休明けの米国株式市場は、大幅上昇となりました。EUに対する関税措置の延期がトランプ大統領から出されたからですが、でも、そんなに上がる材料なのでしょか。相場には行き過ぎはつきものですが、今朝の段階ではまだ先物も強含みでした。しかし、モーサテの解説者の言い方は、まだ妥結したわけではないしEUは27か国からなり、交渉は中国よりも厄介だと言われているので、楽観などできないとのこと。では、こんなに上がったのは何の理由からなんでしょうか。経済統計が強かったと言われますが、昨晩は5月の消費者信頼感指数が4年ぶりに大幅上昇というのがあります。しかしこれとても、他の消費者心理などを見るとそこまで強いと言い切れないのではと思われますが、一つだけの指標でこんなに上がるというのも今一信用できないなと感じます。

基本的に米国は景気が良いと見る向きと、景気は悪いと見る向きがあるかと思います。悪い方は、米国財政が危機的な状況であるため、早晩緊縮財政にならざるを得ない事から、消費は続かないと見ていると思います。トランプ政権は、緊縮財政策を執らなくてもやっていけるように、関税をやりながら、つまり保護すべきは保護しながら、財政に資する政策をとる事で、緊縮にならなくて済むようにコントロールしようとしていると推察します。良いとする向きは、関税は当初が最大値であると明言している事から、あの時のショック安以上の下げは無いと考えており、むしろ米国と米国企業にとってやり易い世界が広がっていくと見ているのではないでしょうか。更にロシア・ウクライナ戦争や、イスラエルハマス紛争に終わりが見えれば、株価はなお一層上がる余地があるとも考えているかもしれません。結局、これからどうなるのか、どっちが正しかったのかは分かりません。ただし、米国政府債務は巨額ですし、将来的はいつかはそのツケを払わされる時が来る事は想像できます。そう考えると、バフェットさんが株を大量に手放して、キャッシュを資産の半分以上にしている事は理解できます。もっとも、あの金額ですからね、庶民と比べようもない訳ですけとね。それでも、頭と尻尾はくれてやれの通りの運用をあの額で粛々とされる訳ですから、やっぱり凄いですよね。大した資産じゃないから、どうせ裏の情報なんて入ってこないから、四六時中観察したってそんなに上手く運用なんて出来ないと諦めてしまっては、更に差がつくだけなんですよね。分かってるんですけど、動けないんですね。だとしたら、せめてバフェットさんと同じように動くことくらいはやるべきなんでしょうね。私などそれすら出来ないですけどね。

さて、来週はもう6月になります。その割に涼しい気候が続いていて過ごし易いですね。深夜などむしろ寒いくらいです。こんな時に風邪とか引きやすいんですよね。会社でも咳き込む方が散見されるようになりました。皆様におかれましても、風邪など召さぬようご自愛ください、それでは。