おはようございます
昨晩の米国株式市場は反発となりました。
NYダウ +127.17 33129.55
NASDAQ +176.54 13236.01
S&P500 +34.30 4263.75
VIX指数 -1.20 18.58
原油 -4.95 84.52
為替 148.96
米国株式市場は金利の低下に合わせて反発しましたが、昨日の下げに比べれば反発力は小さいと思いますね。しかし、原油にしろ金利にしろ、最近は変動率の高い相場となっているように思いますが、そろそろ大きな変化が起こるという事なのでしょうか。米国株式市場の値動きは、ここ最近は調整ムードが見られがちですけど、その要因は金利だけでもなさそうですね。もう一つの要因は政治でしょうか。マッカーシー下院議長の解任動議が可決されるというサプライズもあり、また次期下院議長にトランプ氏を推薦する議員が出てくるという事態もあるようですね。政務債務処理にマッカーシー議長が怠慢だったというのが解任の理由と言われますが、共和党出身のマッカーシー氏を追い落とす事に共和党員の造反もあったというじゃないですか。米国では民主党と「共和党が2大政党として君臨している構図ですが、これは強固なものではなくて政策や情勢によって寝返る議員は良くいるようなんですね。ですからいつも判を押したようにクッキリしているどころか、自分に有利になるなら寝返る事は全く裏切りとも思わないと考えているようですよね。それはそれである種の牽制にもなるので、権力の集中とか党が全てにたいなことにならないという利点もあると思いますが、それはそうだとしてもやはり裏切りは裏切りなんじゃないかと思ったりもしますけどね。いずれにせよ、下院議長の解任が格付けの変更にはならなそうなので、その点は良かったなと思います。今晩の米国株式市場は雇用統計発表前夜ということでそれ程変動はしないと思います。なので、少しゆっくりと見ていられるのではないでしょうか。
日本株は昨日大幅安を演じましたが、米国同様かそれ以下の反応で今日の相場は終わりそうな雰囲気じゃないでしょうか。700円も日経平均は下がったのですが、先物は精々200円高程度の上げとなっております。まぁそんなものなのかもしれませんが、少し元気がない感じがしますね。もっとも10年国債の利回りが0.8%になった事も下落の大きな要因ですからね。いやむしろ、米国株安よりも金利高の方が下げた理由としては大きいですよね。やはり株式は自国の金利上昇は、景気が上向いている状況下でない限り、調整の最大の理由となりがちですね。
さて、今日は日中晴れ間が見られるようですが、朝晩は涼しいというよりは肌寒い感じになってきました。少し熱いと思って薄着で寝ると風邪を引きかねない気温となってきていると思います。毎日の気温の変化が大きい季節になっていますので、服装で対応するなど気温の変化に付いて行くようにしてまいりましょう、それでは。