おはようございます
昨晩の米国株式市場は下落となりました。
NYダウ -430.97 33002.38
NASDAQ -248.31 13059.47
S&P500 -58.94 4229.45
VIX指数 +2.17 19.78
原油 +0.03 89.47
為替 149.09
昨日為替が中々150円に行きませんねぇと言っていたら、案の定一時的ですが150円を付けました。そしたらその後まるで介入があったかのように147円台まで円高となりました。こうなると日銀による介入はむしろ起こりづらくなるかもしれませんね。今回のドル高円安相場は、明確に米国金利の上昇によるものであり、日銀がどうのこうのといった類のものではありません。ここへきて介入を日銀が行うというのは筋違いですもんね。今は149円台に落ち着きましたが、一度超えたラインはもう既に抵抗線ではありません。米国金利の行方次第で155円、160円と突き進む可能性はかなり出てきたという事でしょう。その進み具合で日銀が介入に踏み切るという事はありますが、果たしてどこまで効果があるものなのか、甚だ疑問ですね。
米国株式市場はその金利の上昇のせいで大きく調整となりました。これもまた仕方のない事ですが、それよりも注視したいのは長短金利差です。米国2年国債利回りは4.799%で出ています。それに対し10年国債利回りは4.805%となっております。一夜にしてほぼ変わらなくなりました。これは要注意な話ですが、それで時間の問題として長短金利が正常化したからといって、すぐにリセッションとなるわけではありません。これから半年程度のタイムラグがあるからなんですが、今回の様々な異常事態において過去のアノマリー的なことのみを信じていてはいけませんね。割と早いうちに株式の大幅調整、もっと言えば暴落が起こる事になる想定も必要だと思います。
日本株の本日の相場は、米国株式市場をなぞらえた下落の一日になるかと思います。円安による利益の積み上げよりも物価上昇リスクの方が今は目が行きがちであり、消費の鈍化が進めば折角のインフレ経済への移行も中座を余儀なくされますね。何となくですが、相場が下降線を描く感じが透けて見えてきました。そろそろ持っているものを処分するような時期に来ていると思うのですが、私の思い過ごしなんでしょうか。
本日の関東地方は一日雨が降ったりやんだりみたいです。昨日は素晴らしい秋晴れでしたが、今日は雨の一日になりそうです。春と秋は、この「雨」が降る毎に次の季節へと移り変わりますよね。今日の雨はまさに気温も低くなり、翌日はさらに秋を感じられる天気となるのではないでしょうか。食欲の秋とも読書の秋とも言われますが、暑かった夏を偲びながら、衣替えをして秋を楽しみたいものですね。そして大事なのは、夏の疲れが出てくるこの時期の体調管理です。動きやすくなりますが、疲れは溜まっていますので軽く考えないで無理せず過ごしてまいりましょう、それでは。