株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

MENU

米国株、上昇開始となったのか?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反発となりました。

NYダウ   +828.52   32861.80

NASDAQ     +309.78          11102.45

S&P500          +93.76             3901.06

VIX指数      -1.64                   25.75

原油              -0.70                   88.38

為替                                       147.46

 

米国株はこれで上昇相場確定なのでしょうか。ここまで無敵のGAFAMでしたが、折からのドル高でやられたという事ですよね。昔、日本企業が円高で苦しんだのと同じようなものだと言っている方がいましたが、まさに敵は為替だったということですね。まぁこの事は普通に想定されていた事ですし、稼げば稼ぐほど為替の影響を受けてしまうという事になりますね。という事は、早晩為替市場も反転して行くという事なのでしょうか。それとも今がたまたまであり、中長期的にドル高は続くのでしょうか。そしてGAFAM達はこの先もこのままドル高の影響を受け続けるのでしょうか。各経済統計の中で、米国の景気に陰りをもたらす指標は出始めています。それらが今後改善されるどころか悪化していくなら、やはり景気は後退していく事になりますよね。そうなると金利政策も変更を余儀なくされると考えるのが一般的な考え方になります。FRBがこの一般的な考え通りに金利の引き上げを止めていく、もしくは緩和していくようになるならば、ドル高はある程度収まります。12月の利上げ幅が0.75%予想だったのが0.5%にとどまりそうだというだけで、NYダウで3,000ドルも上がってしまうんですもんね。こうなると株価は8月高値の34,000ドルを目指す事になりますし、ここを突破出来てしまうと逆三尊形成となり、力強い底入れパターンの出来上がりとなります。よく不景気の株高と言いますが、これから金利の引き上げからの景気悪化となりそうなんですが、まさにそれを地で行こうとしているようにも見えてきます。あとはどれだけ破産などマイナスの話が出てくるかという事ですが、これは来年になってからの話になると思います。そうなると、株はもう買って行っても大丈夫という事になりますかね。過去70年くらいの長期間にわたるアノマリーが結局今回も通用したという事になるのでしょうか。だとしたらもう買わなければなりません。マイケルバリーは本当の下落はこれからだと警告しているようなんですが、そこまで、つまり経済が崩壊するまでの状況になるのでしょうか。ちょっとそこまでは分かりませんが、これでいくとかなりの確率でチャート的には逆三尊を築き上げたことになるので、そうした事も考慮すると、今回の底はダウで28600ドル台であったことになるかもしれませんね。

さて、ここら辺で底を打って、来年に向けて今年年初の史上最高値をうかがう展開にでもなってくれれば御の字なんですが、景気後退懸念は今後もくすぶるとなると、そんないバラ色の未来は描けないかもしれません。でも株式市場はkん利が低下するなら上がるという構図であるならば、景気は関係ないという事になりますね。だったら買い始めますか、皆さんどう思いますか、良い週末を、それでは。