おはようございます
昨晩の米国株式市場はまちまちとなりました。
NYダウ -106.59 42982.43
NASDAQ +61.02 19973.55
S&P500 -0.02 6092.16
VIX指数 -0.72 16.76
原油 +0.57 64.94
為替 145.18
トランプ大統領が、イスラエルとイランの停戦合意に成功したと自身のSNSで語りました。ただ、かなりの人がいつまで停戦が続くのかは疑問ですと言ってますね。まぁ、これまでのイランの態度を見ていると、一度も約束を守った事がないと言われてますからね。それでも、たとえ一時的にせよ、停戦させた事は評価するべきだと思います。あとは、両国の問題だし、停戦した以上は、次に攻撃をした国が非難される事になりますからね。一方で、トランプ大統領としては、選挙中にロシア・ウクライナ戦争を一日で終わらせると豪語していましたが、結局のところ未だに戦争は終わっていないことからも、何としても成果があったことにしたかったと思います。ただですね、今回の停戦だけでなく、これまで諸外国に対して高圧的に自国の弱体化を叫び、本当はこれ以上無理と言いたいのに、不平等だとか不公平だとかの言葉で胡麻化しながら自国有利な展開にもっていっています。ディールが上手いと言えば、そうとも言えるんだと思いますけど、実際にはならず者のの主張を堂々と正論ぶって押し付けているだけで、ディールが上手いのではなく脅しているだけだという事ですね。私もこれまで、トランプ氏は若干正義の味方的な見方をしていましたが、一方でこれまでの主張や行動について疑問符の付く点もありました。今回の一連の貿易関係の話やイスラエル問題についてを見ていると、決してそんな風に楽観視するものではないなと思いました。他人を思いやっているふりをする人間性を感じます。つまりは、自分さえ良ければ事実上あとはどうでも良いと考える奴だという事ですよ。もちろん、米国の大統領なので、米国が良くなることを念頭に置いた行動なんでしょうけど、その大義名分があると、他国や多民族が厳しい状況になることは一向に構わないという事です。ナショナリズムとグローバリズムの両方とも極端なんですよね。やはり、日本人であり、和を以って貴しとする民族からすると、公益性にどちらも欠けるんですよね。グローバリズムが日本で比較的受け入れられたのは、誰かの独占ではなくて、公平な競争の中で勝負している「錯覚」があったからです。つまりは公平でも無いという事ですね。グローバリズムを受け入れた結果がどうなったかは明らかです。価格競争力のある国や企業が潤い、そうじゃないところは淘汰される。良い物を作っても、安い物の方が好まれる。安い所安い所へと注文が流れていくので、先進国ほど厳しくなるんです。その流れが極端だからおかしくなるんです。そして、株主が儲かれば、あとはどうなっても構わない風潮ご、これまた極端化したので、余計に不公平感が高まっている訳です。持続的な経済を実現するには、所得格差などがある一定の範囲内で収まらないといけません。貨幣価値を下げて、とんでもない富豪を生み出す反面、その日の暮らしもままならない人を多く生み出してしまう。そんな世の中を望む人は、今富豪でいる連中だけです。多くの中流下流の人々は重い税金などで苦しめられ、思い描く暮らしなどは程遠いのが現実です。だからかもしれませんが、宗教などは嫌いなんです。最近のスピリチュアルなんかは、まるで自分の想いが悲観的だから、潜在意識が自分をそうなるようにさせていると言います。そうなると、どこまでいっても貧しいのはその人に原因があり、暴利を貪る富裕層は全く悪くなく、むしろ正しいなんて事になりますね。じゃあ、国際金融資本家などは神様に最も近い精神性をお持ちだという事なんでしょうか。彼らはその財力や権力を自分の為に行使して、更なる富を得てきたわけです。その裏で理不尽に亡くなった方はいくらでもいる訳です。そんなのも含めて、彼らは正しいというのでしょうか。そう考えると、宗教やスピ系の言っている事は、事実上庶民を上手く騙すための装置ではないかと勘繰ってしまいます。そうあってほしくはないですが、何だか矛盾が酷くて信じる方がどうかしていると思いますね。まぁ、その事はそう思うわけですが、人が行動する事で事態は変わるんだという、とても素敵な現象が先日の都議選で起こりましたね。そうです、さとうかおりさんですね。あの千代田区の一人区で並いる与党候補などを抑えて当選されました。先日の千代田区長選でも、惜敗という結果でしたので、可能性はある戦いだったとはいえ、本当に当選するのは驚きでした。これは日本の選挙史に残るレベルではないでしょうか。努力は報われるとは正にこの事です。しかも、開票において不正があったかもしれないという、アクシデントがありながらの話ですからね。こうした事実を聞くと、日本もまだ何とかなるのかなと思いまします。夏の参院選は都議選以上に期待がかかった選挙が期待できます。皆んなが投票に行けば、政治は変わるという事が実証されたんですよね。今回の参院選は、与党の姑息な謀略により、三連休の谷間を投票日としました。投票率を下げる事で、組織票有利な選挙にしたいという、本当に国民のことなど微塵も考えない腐り切った与党の考えによるものです。だから、皆さんがやるべきは、期日前投票です。三連休に合わせていく必要はないです。期日前投票を済ませてしまえば、選挙結果は旅先で酒でも飲みながら見る事ができます。その方が良くないですか?中日にワザワザ行かずとも、今はそうできるのですから。
さて、どなたかが、他人に合わせて不機嫌でいるなんて勿体無いと言ってました。他人の悪口を言ったり考えたりする時間も勿体無いと言ってました。先ほどの話と少し矛盾するかもしれませんが、頭にくることも多々あるのですが、それってその相手と同じ時間を過ごす事であり、短い人生の大切な時間を、そんな事に費やすなんて勿体無いという事です。言い得て妙ですね。そして、出来る限り上機嫌でいましょうと言います。簡単に言えば、上機嫌でいるのとイライラしてるののどっちが良いですかって話です。そりゃあ、機嫌が良い方がいいに決まってます。だから、機嫌は良くしておきましょうという事なんですって。自分の機嫌は他人様が決めるのではないという事。まぁ、おっしゃる通りなんですがね、でも色々とありますよね。でも、そんなの分かってて言ってるんですよね。私の拙い経験ですが、確かに自分から機嫌をよくしている時に、良い事が起こりました。能天気過ぎてもダメですが、意思を持って上機嫌でいる事は、自分を最大限に良くしている事であり、幸運をもたらしていると実感する事があります。それでも、頭にくる事はあるし、怒鳴りたくなることもまたあります。愚痴もあるし、怒りもあります。でも、それも含めて短い人生と考えると、そうした気持ちでいること自体が無駄に思えます。だって、楽しい方が良いじゃないですか。で、多分そんな風に心底思えている人が、結果として良い生活や豊かな生活を送れているのかなと思います。だから、人が何を言っても関係ないんですよね、自分が何を思うかなんで。そう言うと自分勝手だと指摘されそうですが、そんなに言うほど自分勝手には振る舞えないですから、安心して自分勝手に生きてみてくださいとも言われたんですよね。何だか実のない話になりましたが、色々思う事があるからこんな事を書いているんですよね。人間って難しいですね、それでは。