おはようございます
昨晩のNY株式市場は下落でした。
NYダウ -142.22 26807.77
NASDAQ -118.83 7993.63
S&P500 -25.18 2966.60
VIX指数 +2.14 17.05
原油 -0.44 56.85
為替 107.13
NY株式市場は貿易問題の懸念から反落とありました。
半分はそうでしょうが、残り半分は、個人的には米国景気そのものについての危惧なのではないかと思います。
米国景気?それは中国に絡むんだから一緒だろ、と指摘を受けるかもしれませんが、なので一応、半分はと言ったわけです。
まぁ大体で受け取っていただきたいわけですが、米中問題に絡み景気が悪化という話は前々から出ている話で、これだけで100ドル以上下がる理由ではないかなと感覚的に申し上げただけです。
それとは別に、米国景気の成長が鈍化していると言う意味で言っているわけですね。
当然ながら、金利が下がったのは米中問題が激化する前提だからですが、米国景気と言う意味では、米国そのものの成長がれここ10年続いてきたわけで、そういった大局的な感じで景気鈍化は仕方が無いのかなって思っている部分があるわけです。
チャートを見れば、昨年12月の安値から下値を切り上げてきております。
昨年12月に23000ドル割れ、今年3月に25000ドル割れ、そして先月26000ドル割れ、ここから全て切り返して上昇を見せているんですね。
下値を切り上げながら、高値更新を達成してきています。
今回の調整はまだ前回高値を更新できていません。
そんな中、今日は142ドル下落してしまったわけですが、何かの良い話がでればたちまちの内に取り返す程度の下げですね。
まだ十分に再度の高値更新をする可能性はあると思っています。
気になると言えば、ナスダックの8000割れ、S&P500の3000割れくらいですかね。
これも気にするレベルではないと思っておりますが、少し傾きが下方になってくると気になってしまうんです。悪い癖ですね・・・
特に、為替が気になってます。
これはドル高ドル安の両面でなんですが、ここもと為替も動きが激しいなと思います。
ついこの前109円かと思われていたのに、もう一時106円台ですか?
早すぎません?
こう言うのはもう少し穏やかであって欲しいです。
円高が日本株に不利と言うだけでなく、ドル安も本来は米国に不利なはずです。
もちろん基軸通貨ですから、そもそもは有利不利と言ったことは他国に比べれば影響の小さい話だとは思いますけど。
でもトランプ大統領はドル安を望み、自国通貨安で為替差益を取る国をけん制していますね。
これは一理ありますが、特に中国が為替で制裁の影響を相殺させようとする戦略を潰したいと言う事が大きいです。
でもそのあおりを受ける他国にとっては迷惑な話ですね、特に日本は。
為替の急激な変化や、意図的なドル安はあまり良いとはいえませんし、米国にとっても価格競争力の低下に繋がる話ですよね。
理屈を言うとそういう話になるわけですが、でももしここで円高が短期的に大きく振れる機会があったら、そこは買い場ですよ。
もし万が一、1ドル=105円を越える円高が来たら、まず一発目の買を入れて良いのではないでしょうか。
もちろん、FXとかで大きく掛ける方は全く別の立場になるでしょうが、普通に外貨を持たれる方にとっては、ここから先の円高は買って良いと基本的に考えてます。
多分としか言えませんが、為替は105円を一気に割れ、103円台をも割れるようなら、様子を見るべきかもしれません。
何故か?
何かが起こっていて、それを織り込むためにレンジそのものが変化している可能性があるからです。そうなった場合は、おいそれとは買えないですね、100円を切る場面を想定しないといけませんから。
そう言う感じでない場合において、105円割れは買いと言っております。
しかし、そうなってきたら折角22000円を越えてきた日経平均もまた下がるんでしょうね。こればかりは仕方のない処ですけどね。
まだ107円台ですから、そこまで考えると何もできなくなりますが、本日も好調なセクターや個別株の動きのいい奴を買いましょう!
でも朝は下がりますからね、下がって、下げ止まったかなってところから始めないといけません。その意味では、超短期組には今日の下がったところは入り所になるんじゃないでしょうか?
期待しています、寄り安からの切り返し!
お願いします、パンパン。