株歴30年生の雑感ブログ

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米国は好景気の金利高?

おはようございます

 

 

米国株式市場は怒涛の上げとなってます。

本日の日本株も普通に考えれば米国の相場を踏襲してさらに上へとなるでしょう。

 

そこで頑張っていただきたいのが小型株市場です。

 

特にマザーズ市場は先週末の下げで思惑を外されてしまいました。

マザーズ指数のチャートって騙しだったのかな?

 

なんかちょっとよく分かんない・・・

 

でも現実なんで仕方ないですが、こういう時は時間差で上げてくれることを祈るしかないでしょう。

 

でもあれで下がるのかねぇ・・・

 

 

日経平均のように連日の上昇とかなら週末で下がるのも分からない話じゃないです。

でも調整していたところを上へ向かいだしたところで同幅下げのような形になるなんてね、何がしたかったのかね。

 

まぁ今週上げてくれれば良いんだけど、これで上がらないと暫くまた小さい上下を繰り返す調整相場が続く事になりそうですね。

 

でも下げ相場にさえならなければそれでも良いですよ、これからクリスマスまでIPOラッシュだしね。

 

 

で、翻って米国市場なんだけど、ここでは株式市場ではなくて債券市場について。

 

ここ最近米国の金利が上昇気味な気がするんだけど、気のせいですかね?

 

少し遡ってみたんですけど、米30年国債の利回りってコロナでロックダウンとか世界中で騒いでいた4月に1.2%まで利回りが低下したんですよね。

その後少し利回りは回復したんですけど、7月や8月に再度1.2%台を付けます。

 

多分第2波ですよね。

 

で、今回は第3波が来ていて、感染者数は過去最高となっていますよね。

でもほらっ、例のワクチンの話が出たことで状況は一変しましたね。

 

そんでもって見てみたら先週末は1・74%になってました。

 

ちなみに1年前は3%台だったんですよ、信じられますか?

 

まぁ信じられはしますよね、現実にコロナが起こってしまったんだから。

 

とすると、これから米国の長期金利は上昇するという事?

上昇するのは長期だけ?

 

米国債の5年ものを見てみると先週末は0.423%でした。

今年の8月に最も低かったと思うのですが、間違っていなければ0.21%くらいじゃなかったでしょうか。

 

5年は短期とは言わないですけど、それでも30年と比較して大分短いです。

 

30年債は1・2%から1.74%まで約0.5%利回りは上昇しました。

5年債は0.21%から0.423%まで上昇しました。

 

率にして30年債は40%の上昇、5年債は約101%の上昇となりました。

 

率的には短期の方が利回りは上昇してました。

 

 

まぁそれはそれで良いのですが、という事は、米国市場では金利は明らかに上昇を始めていると見ても良いということなんでしょうかね?

 

ワクチン接種が始まることでコロナへの過剰ともいえる警戒をする必要がなくなる事は、景気の回復にとっては何よりの材料となります。

 

だから株価も景気が良くなることを考えて上昇傾向となっているわけです。

 

と、言う事はですよ、景気が良くなって金利が上昇して、さらに株価も上がるってことは、これって株式相場の四季で言う所の「業績相場」になってきたと言う事ですか?

 

そうだとすると基本的には息の長い相場展開を想定するという事になります。

 

あくまで一般論なんですけども、金融相場はその名のとおり金融政策により資金を株に向かわせやすくなることで比較的急激な上昇となる代わりに上昇期間ははわりと短い。

一方で業績相場は金利の上昇も伴いながら、景気の良しあしを見ながらであるために、基本上昇を描きながらもその上昇角度は比較的緩やかである代わりに長期間にわたって上昇が継続しがちになると言われています。

 

今回は金融相場なのか業績相場なのかはっきりと定義づけ出来るものではないのかもしれませんが、金利の状態を見ているとどうやら業績相場の様相を呈しているのではないかと推測してしまいます。

 

米国経済がその通りに回復から更なる好景気を示現できるならば、この解釈で良いという事になり、米国株での運用はやって行かないといけません。

 

さらに、前回も経験しているのですが、米国の景気が良くなってくる、さらに金融緩和により資金はだぶついているといった状況ですよね。

これから推測できることとなると、ドルはドルを持っている人達が米国以外でのブルーオーシャンに対する投資をしだすので売られやすくなります。

 

何年か前、いやもっと前ですがそのことが分かっておらず、円高の相場でやられたことがありました。

 

今回は同じ轍を踏まないようにしなければなりません。

 

 

あくまでも想定の1つとしておかなければならないと思いますが、結果としては米国株高と米金利の上昇はドル安を招いてしまうことになり、日本株はまた円高のせいで米国並みに上がれないということになるかもしれません。

 

普通なら米国の経済が良くなり株も上がるならば、米国で商売したほうが儲かるので資金はより米国へ流入する事になりドル高を加速させると言う風に考えますよね。

 

そしてこれからそうなる可能性もまた否定は出来ないのです。

 

しかし、では何故ここもと為替は円高気味に推移するのでしょうか?

 

日本の金利が米国以上に上昇しましたでしょうか?

ワクチンではなく治療薬でも日本で開発されましたでしょうか?

 

日本がやはり安全だという事で円資産にしたがっているのでしょうか?

 

はは、まず無いでしょう、そんな事は(笑)

 

ではなんでドル安円高なんでしょう?

 

日本側にはあまり理由は無いですよね。

だとすれば米国側の理由でドルが売られてると理解したほうが早そうですよね。

 

そうすると前述したような考え方になってくることにならないでしょうか。

 

そうだとすると、米国株が上昇したり、景気の回復によって得られたドルをこれから上昇しそうな、つまりは儲かりそうなところへ持って行こうとしていると考えるのはごく普通の選択という事になりますね。

 

そんな資金の流れが最近は起こっているという事ではないかと思うのです。

 

そしてそう考えれば現時点でドル安円高であることは理解できます。

 

まぁ本当の理由なんて分からないんですけど、そうやって自分が理解できたと思えて、それに沿って運用出来ればそれでいいじゃないですか。

 

何も分からなくて、自分の想いとは違う動きしかしないよりはね。

 

そして多分今回はその考えであっていると思うんですよね。

 

 

そうすると、じゃあどうするか、何ですけど。

 

 

暫くは円高が我々にとってネックとなる点をどうするかという事になりそうですよね。

あくまでドルベースで物事を考えておいて、円高になっても悲観的にならないようにする。

それから、逆に未来永劫円高が続くわけではないので、ドルを買う時期を探っていくという事も考えなければならないでしょうね。

 

別に何を買うという事も無くても、単純に円をドルに換えておくだけだって儲かりますよね。

 

なので株式の事もありますが、どこら辺までかは意見の分かれるところでしょうけど、株式をしながら為替の動向には要注意で全集中しなくても良いですけど、意識を以ていったほうが良いと思います。

 

できたら何年かに一度の100円割れがあったら目をつぶって買っていきたいと思いますね。

でも来ますかね100円割れがね・・・

 

米国景気が良くなって行くと言う想定であれば、せっかくドルにしたんなら米国株やハイイールド債なんかが投資対象となるんでしょうかね。

 

まずはもう少し米国の金利を見て行かないといけないのですが、そういった見方で相場を見た方が良さそうな気がしています。

 

ではマザーズに期待しながら今週も頑張って行きましょう、それでは。