おはようございます
昨晩の米国株式市場は小幅安となりました。
NYダウ -127.51 32825.95
NASDAQ +11.86 13471.57
S&P500 -6.23 3962.71
VIX指数 -0.24 19.79
原油 -0.45 64.94
為替 109.00
VIX指数が「20」を僅かながら切ってきました。
大した意味は今のところないと思いますが、これまで上がっても下がってもここを切る事は無かったと思うのです。
まぁ一瞬の事でまたすぐに20へ復帰する事になるのかもしれませんが、少し気になります。
米国では現在FOMCが開催されていると言った事情もありまして、差金上がっていた景気敏感株が売られた影響で下げたようですね。
またこれだけの強さを誇る米国株ですが、利食いもないと続かないですよね。
それにしてもハイテク系の株式はほとんどの銘柄がこの1月から2月にかけて高値を付けたあと、2月から3月にかけて調整し切り返してきました。
そのことは皆様もよくご存じの事と思います。
株価指数で言うとやはりナスダック指数になるかと思いますが、2月16日に14175のザラ場高値を付けたのが最高値なんですが、その後の調整場面での安値は3月5日の12397でした。
ナスダックは約3週間で12%強の下落となったわけです。
しかし個別銘柄だともっと下落率は高いんですよね。
例えば時価総額がトップ級のアップルでさえザラ場ベースですが約19%でした。
変動性の高いテスラにいたっては約40%も下落した事になります。
テスラってザラ場では瞬間900ドルを超えてたんですね・・・
高値から40%下の株価=539.49ドルが安値となったわけですが、昨晩は約30ドル下がったとは言え676.88ドルで終わっています。
ちょっと下の指値で拾えた方はもうそれなりに儲かってます・・・(笑)
これ以外にも最近のこの1・2年目立ってきたハイテク株は軒並み30%前後の下落です。
そろそろ買っても良いのではないでしょうか?
当然ながら米国の金利動向や景気の動向、経済統計の数字など、注意を要するものはありますし、それらの結果次第では更なる金利上昇も考慮しないといけません。
それらを踏まえて結論を出そうとするとほぼ買うのか買わないのかの結論は出ないと思います。
ここ等辺はいわゆる「勘」というところもあるかと思いますが、基本的な事・・・
例えば少なくともまだ超低金利であるという事や必要であればお金はまたばら撒かれるという状況にあるという事。
その結果貨幣価値は相対的に低下傾向から抜け出せないでいるであろうということ。
これらの現状を考えると、株式、特にハイテクの将来性や成長性を考えた場合、もう買っても良いのではないかと思ってしまうんですよねぇ。
もっとも、じゃあ全力で買えるのかと言えば、おっかなびっくりですよいつもね(笑)
でもそんなもんじゃないですか?
堂々とここが買い場だって分かるんなら今頃は・・・でしょ。
ただ、買う勇気は持たないといけないですよね、いつまでも買えない。
それは無しにして、つまり「買わない」という選択肢はないとしたら、いつ買うの?
どこで買うの?何買うの?って問いに対して答えを出していかないといけませんね。
今が買いだったのかなんて、今が過去になってからでないと正解は分かりません。
しかし買うのか売るのかは決めなければなりません。
もう天井を打ったと考える方は売ったほうが良いですよね。
逆なら買いですが、休むも相場と申します。
全て自己責任となりますが、さてさてこの調整は買いとなるのでしょうか?
今日も良い天気になりそうですね。
日中20度まで上がるようです。
やっと春の陽気になってきてコートもいらないかなって感じられるようになりました。
緊急事態宣言もいい加減解除するでしょう。
経済が前向きになれば気持ちも前を向いていけると言うもの。
今日も頑張って行きましょう、それでは。