株歴30年生の雑感ブログ

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米国株の上昇は本物なのか⁉︎

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は下落となりました。

NYダウ   +323.35     32717.60

NASDAQ     +210.16            11926.24

S&P500       +56.54               4027.81

VIX指数       -0.74                      19.23

原油            -0.23                      72.95

為替                                           132.84

 

しかし、米国株はそこそこ堅調ですね。金利が低下しているのは景気が悪くなっている事を示唆しているという事ですよね。それを逆手にとって金利が下がるから株が買えるというパターンをいつまで通用させるつもりなのでしょう。景気後退期は、長短金利逆転が解消されてから暫くのちに、過去例外なく起こってきました。そんな事も百も承知で、金利が下がって株が買いやすいとなるのは無理があると思います。まぁ、そうは言っても上がるなら上げている方々がいらっしゃるので、ありがたく値上がりを享受させていただきますけどね。ただそうは言ってもやはり解せないと思ってしまうんですが、それって私の頭が固いという事なんでしょうかね。昨年11月末にNYダウは、34589ドルを付けまして、それが最近の最高値なんですけど、その後も色々あったと思うのですが、その割に株価の水準はまだまだ高い位置にあると思うんですよね。そして、昨今の米国に端を発する金融危機ですが、当局の対応が早かったと評され、落ち着いてきたみたいな雰囲気を醸成しようとしてませんでしょうか。本当にこれで危機は去ったのでしょうか。だから株価は大した下がらないのでしょうか。例えばマイクロソフトは最高値が336ドルですが、昨晩は5ドル上昇し280ドルです。高値にはまだあるとはいえ、高値以降の安値は232ドルであり、高値から安値までの下落率は約31%です。まぁ一般的な下落の下値メドまできたわけですけど、ハイテク全般の下落に比べたら少ない方です。それでも安値からは約50ドル値上がりしているんですよね。もっともマイクロソフトの場合は例のAIネタがあるので、特殊なのかもしれませんが、それにしてもそもそもの水準が高いですよね。その典型がNYダウなんだと思いますけどね。悪い悪いと聞きながら、ダウは連チャンで上がりました。なんか解せないというか不思議なんですよね。ま、現実を受け止めるしかないのですが、まずは長短金利の逆転が解消されるのを待ちながら、統計などを注意深く見ていくしかないですね。

最近は天気もしっくりこない日が続きますね。意外に寒いので、朝晩はコートが欲しくなる日もあります。風邪など召さぬようご自愛ください、それでは。