おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。
NYダウ +61.29 42124.65
NASDAQ +25.95 17974.27
S&P500 +16.02 5718.57
VIX指数 -0.26 15.89
原油 -0.46 70.54
為替 143.53
ここ最近の米国株式市場は、経済のソフトランディング期待と高値警戒感が入り混じった結果なのか、それとも何か動けない要因があるのか、あまり動かなくなりました。大統領選挙がいよいよ佳境に入ってきている事も影響があるのでしょうかね。どちらになったとしても米国の財政状況は悪く、やっぱり民主党が財政を悪化させ、共和党が立て直すというアノマリー通りになるのでしょうか。そうするとトランプ氏が大統領になる事になりますね。ただ、コロナによってばら撒きまくったツケは大きく、そう簡単に良くなるものではありません。確かに富裕層から税金などで取れるなら簡単かもしれませんが、ある意味権力者でもある彼らから税を取るなんてトランプ氏でも出来るかどうかは分かりません。2023年末で約3,600兆円とも言われる米国政府債務残高は、それは巨額ではあります。しかし、この日本でも軽く1,000兆円を超える債務残高があっても、びくともしていないのが現状です。日本との違いは、日本国債がほぼ国内所有であるのに対し、米国債は自国の保有率が半分も無いという事です。つまり、他人に借金しているので、返さないといけないという事です。中にはだから日本は大丈夫だけど、米国は危ないみたいな事を言う人がいますけど、それは日本も返さなければならない事は同じですから、米国だけが危ないと言うわけではありません。どちらも、通貨発行権を持つ国であり、国独自の通貨を持っているという点では同じですね。なので、保有者が海外であれ、国内であれ、安全か安全じゃないかはあまり関係ないと思います。要は、自国経済を良くしていかないと、本格的な右肩上がりの経済を実現した結果の財務改善は企業も国も出来ないという事です。ただし、通貨発行権を持つ国は、結局のところ通貨を好きなだけ発行出来てしまうので、インフレ覚悟なら破綻はない事になります。もちろん、いつまで経っても経済が悪くなる一方であれば、いつかはダメになりますけど、それは財政云々の話ではなく、政策や国策がなっていないということになりますね。なので、財政はそう簡単に破綻はしないですが、ハイパーインフレを招くようになってしまってはいけませんし、景気を停滞させたままでも良くないんですよね。何やら日本の事を言っているような感じになりましたが、今は米国について言っているつもりです。
今朝はかなり涼しくなりました。一気に秋の気配を感じます。会社へは、今日も半袖シャツで行きますが、朝はそれなりに寒いくらいでしたね。エアコン無しでも大丈夫でしたが、扇風機は弱でつけました。これくらいの陽気がとてと良いですよね、特に湿度が低くなって過ごしやすいです。それでも日中は暑くなりますから、一日の気温差が大きくなりがちですね。体調管理に充分ご注意いただきたいと思います、それでは。