株歴30年生の雑感ブログ

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マールアラーゴ合意⁉︎

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続落となりました。

NYダウ   -155.09   42299.70

NASDAQ  ‐94.98   17804.03

S&P500         -18.89             5693.31

VIX指数         +0.36                  18.69

原油               +0.26                  69.91

為替                                        151.00

 

運用しないといけない機関投資家は兎も角、我々弱小個人投資家はこんな時期にわざわざ売買する必要はないかなと思います。というかムズイですよね、明日が全く見えないわけですから、買いと売りのどちらが正しいのか分からないですよね。まぁ、上でも下でも3日間くらい動いたら逆張りみたいな感じですかね。超短期張りならそうなんですけど、何ならやらん方がいいってなります。

今朝のモーサテで、少し前から聞くようになった「マールアラーゴ合意」について説明されてました。結論的には米国の自国における製造業を復活させるためにすべき事を言っているのかなと思います。その為にドル安や財政の対応を国債の借り換えなどで行い、持続可能な政府債務として行く事で、米国は落ちる事なく、そして世界的な平和が持続できる状態を作るという話のようです。この背景には、1985年のプラザ合意の同様に、米国の高インフレ、高金利、ドル高を是正し他国が米国依存の割合を引き下げさせる政策という事になります。要は、ドルの発行量が大きすぎるわけですが、それは米国だけのせいではなく、世界的な需要もその要因という事にして、不当にドルの価値だけが高いことは不平等だと言っているんだと思います。そもそも基軸通貨なので、需要がないのは困るはずですが、行き過ぎていると言いたいのでしょう。だから関税をかけて、米国が言う不均衡を是正しているという理屈ですね。しかし、貿易赤字が巨額で、歩残りが少ないならドル高にはなりにくいと思うのですけどね。つまり、貿易において米国側から見て赤字というなら、輸出と輸入の差で言うと入りが多いという事になりますよね。現場的に言えば、売るより買う方が多いという事。という事は、ドルの支払いの方が多い事になり、ドル安になりやすい事にならないですかね。だとするとドル高になるのはまた別の要因だという事になるはずです。多分ですけど、これまでの話って民生品だけが対象となっているんではないでしょうか。昔も話題になった事があったと思いますが、軍需製品など軍事費はここに入っていないように思うんです。かつての日本も、米国から貿易不均衡を批判される、関税だとか言われました。しかし、その時も軍需製品をカウントしてない、それを入れたら全然日本の方が赤字なんだって議論がありましたよね。今回もトランプは都合の良い数字を引っ張ってきて、あとは力技でウンと言わせる感じだと思います。トランプを救世主のように持ち上げ、まるで神様のように扱う方がいますけど、それは少し違うかなと思いますね。ただ、間違っているかと言えば、むしろ正しい事をしていると評価いたします。自動車も米国の自動車会社の全てが恩恵にあづかるわけではないようですしね。ま、まだ2ヶ月ですから、お手並み拝見という事なんでしょうね。

今日は週末ですが、あいにくの雨となりました。風が強いのが難点ですね。でも、花粉症の人にとっては雨の方が過ごしやすいのではないでしょうか。また、週末は寒くなると聞きましたので、体調管理には気をつけて下さい、それでは。