おはようございます
昨晩の米国株式市場は上昇となりました。
NYダウ +228.03 41563.08
NASDAQ +197.20 17713.62
S&P500 +56.44 5648.40
VIX指数 -0.65 15.00
原油 -2.26 73.65
為替 146.20
昨晩の米国株式市場は7月のPCE(個人消費支出価格指数)を受け上昇しました。PCEは前年比+2.5%上昇と前月と変わらなかったのですが、何故かこれを受けFRBは9月に0.25%、そしてその後は0.5%の利下げとなるだろうと予想されているようでした。最近と言うわけじゃないんですけど、何だかイチイチ疑問符が付くような話が多いような気がします。何でPCEが前月と変わらず2.5%上昇だと、FRBは0.25%の利下げをして次回で0.5%の利下げをすると予想するのでしょう。意味が分からないんですよね、これ書いてるのロイターですよ。ロイターと言えば世界的にも有名なマスコミじゃないですか。なんでそうなのか、書くならその理由もちゃんと書いて欲しいですよね。
で、結局株価はまたもや最高値更新なんですよ。これって以前も書いたんですけど、FRBの政策が神がかり的に凄いって話なんでしょうか。つまり、一時9%もあったインフレ率が3%を切るまでになり、それでも穏やかに物価は上昇していて、労働市場さえ大丈夫ならもう完全試合だ、みたいな感じだって事なんですかね。FRBはCPIよりもPCEを重視しているって話ですけど、個人消費はいわゆる経済アナリストとかシンクタンクの予想よりも上回った状況を続けているようなんですね。インフレじゃなくなっていて、でもディスインフレでもなくて、一体今は何になるんでしょうかね。よく相場では「ゴルディロックス相場」なんて言葉がありますけど、訳は「適温相場」です。経済が過熱もしてなければ冷えてもいない状況という意味なんですけど、本当にそうなんでしょうかね。失業率が悪化しているのに、ゴルディロックスなんてあるのでしょうか。それとも失業率が先日4.3%で前回よりも0.2%悪化したとありましたが、これって実はたいした話ではないという事なんでしょうか。これも先日の日記で書きましたが、米国の家計における金融資産は1京7000兆円(122兆ドル)と言われているようです。日本が約2100兆円なので、実に8倍強ですか、凄まじい金額ですよね。これだけの金融資産があれば中流の下か下流の上でも十分購買力があるという事になるんでしょうかね。そうじゃないと物価は日本よりはるかに高いのに、それでも確り2.5%上昇するって事は、そういう事になると解釈したほうが良いという事にならないでしょうか。だから余計に訳が分からなくなってしまうんです。
さて、疑問ついでにもう1つ。この度の台風10号ですが、昨日あたりから台風が気象衛星ひまわりの写真から消えているってネットで書き込みがありました。結構話題になっていたと思いますが、気象庁は台風はなくなっていないと断定しています。まぁそりゃそうなんでしょうけど、でも雲が無い、若しくは見えづらいなんてことはあるのでしょうか。写真に写りづらい原因は何なんでしょうか。それとも、台風の渦巻きは雲ではないのでしょうか。台風の定義は雲があるかどうかではないですよね。でも一般的にあの台風の目とかがハッキリ見えるのは雲が大きく渦巻いているからよく分かるわけで、確かに写真では何も無いようにしか見えません。それでも台風は台風だって言うんですよね。しかも今朝の天気予報では暴風圏すら無くなっていました。気象庁は台風は台風から勢力が弱まり熱帯低気圧となる過程で、雲がハッキリ写らなくなるとも言っているようです。だから雲は無くなってきたけど、風の勢力はまだ強いという事なんでしょう。それでも暴風圏も無く、雲すら見えなくなって台風の脅威ばかりをせっせと言われるとね、「あ、また煽ってるよ、だからマスゴミはダメなんだ」って言われてしまうんですよね。まぁマスコミの日ごろの行いが良ければそういった話にはならないんでしょうけど。報道しない自由を謳歌してきたマスコミは何を言っても信用されなくなってきていますね。
せっかくの土日なんですけど、天気が良くないのはつまらないですね。しかも折角来てくれた孫が熱を出して少し辛そうにしているのを見るのも辛くなります。そういう時もあるんだと割り切っていかないといけませんね。皆様もご自愛ください、それでは。