株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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本当に利上げすんの?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は下落となりました。

NYダウ   -391.39         33911.22

NASDAQ       +15.96           11095.11

S&P500         -8.14              3990.95

VIX指数         -0.16                  19.33

原油              +1.17                  81.28

為替                                       128.19

 

日本株は今日が黒田総裁の会見なのにそれなりに上げました。何で上がれるのでしょうね、円安気味だったから?中国のGDPがマイナスじゃなかったから? 何にせよ昨日買った人って、例え買戻しであったとしても何故昨日なのかって聞いてみたいです。まぁ、私のような素人には説明したところで、理解すら出来ないのかもしれませんね。ただ、日本株は割高では無いので、何もなければ上がるという事も言えたりするんでしょうかね。それにしても、日銀は今後段階的に金利を上げていくのでしょうか。あれだけ国債残高が有り、利払費を自ら増大させる事になる利上げをやるのでしょうか。テレビのコメンテーターなどが1%程度にするのでは、とか言っているのを耳にしますが、そんな事をしたら一体何兆円の利払費増となるのでしょう。単純に国債残高を1000兆円と考えても1%は10兆円です。今すでに0.5%の利回りだとしても半分の5兆円が実質増える事になりますよね。そんなんでいいのでしょうか。そうなったらなったで増刷すればいいやとでも考えているのでしょうかね。ただでさえ物価高と増税で苦しくなる日本国民は、金利を上げる事でより一層可処分所得は減らされる事になりませんでしょうか。預貯金金利も上がるかもしれませんが、長短金利差からすると大した利息は期待できません。なので、消費を減らさざるを得ない状況を自ら作り出していると思うのですが、そう捉えるのは間違いなのでしょうかね。金利を上げる事や増税する事は、市場から資金を吸い上げる事ですね。これは本来インフレ経済で取られる政策です。今はインフレと言っても供給制約下の物価高ですね。好循環型の好景気による旺盛な需要を抑える為の利上げには効果がありますが、諸事情により物価が高い場合には利上げの効果は限定的か効果無しであると言われます。それでもFRBを中心に昨年から利上げを積極的に行ってきました。でもこれって景気そのものを壊す覚悟でやる話ですから、物価高だけを抑え込む政策は、景気後退させる前提で利上げをやっているという事ですね。日本ではこれから本格的な利上げとなるのかはまだ不明です。ただ、言葉巧みに「マイルドリセッション」などと言って大した事なさげに言っている専門家も多いようですが、リセッションにマイルドとかあるんでしょうか。一方で米国はかつて無いほどクレジット残高が積み上がっていると言われ、米銀は引当金を相当額積み増していると言われてますよね。それでも日米ともマイルドで済むなら良いのですが、大体において何かの前提が変わったとか、想定外の何かがとか言ってマイルドどころかハードになるのがこれまでではなかったでしょうか。いずれにせよマイルドリセッションであれ、リセッションは避けられないとすると、株価は利下げがあっても暫くは下げ相場となりますね。我々は「利下げ=株安」を経験した後、底を確認してから参戦するようにすべきですかね。今日の午後ですか、黒田さんがなんと言うのか注目ですね。

米国株式市場は景況感が悪化すると金利安を伴いダウは下げ、金利安を好感しNASDAQ高となったようです。まぁそれなりな相場だったということですかね。株とは直接関係無い話となりますが、バイデン氏にまつわる機密文書問題を司法が取り上げて始めたんですね。それをマスコミも一緒になって報道しているようですが、以前からバイデン一家はグレーな話が沢山あるようですよね。今後の調査などに期待したいですね。そんな話が出てくるという事は、米国議会などの様子も変化してきているということなのかもしれませんね。

さて、掴みどころの無い相場と言いますか、コロナ禍でのウクライナ紛争がどちらも先が見えていない中で、投資環境も予測しづらい日々が続きます。無理して投資する事は無いのですが、どう運用するのがベターかも分かりづらいですね。寒さも厳しくなる季節ですが、心も身体も真っ直ぐ前を向いていきたいと思います、それでは。