おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。
NYダウ +13.57 35430.55
NASDAQ -23.27 14258.49
S&P500 -4.30 4550.59
VIX指数 +0.28 12.97
原油 +1.35 77.76
為替 147.28
すっかり米国金利は低下傾向となりました。すでに5年債は10年債を下回り、2年債がまだですが、つい先日まで5%台を見ていた利回りは4.6%にまで落ちてきました。下がり出せば早いものですね、株も金利も。こうして金利は正常化していくんでしょうね。まぁしかし、そんな風に見えても、連銀の幹部連中が一言真逆の事を言えば状況は簡単に一変してしまいますからね、あんまり断定的に考えない方が良いでしょうね。昨晩は予想されていたんでしょう、ベージュブックの発表がありましたが、それで金利低下に拍車がかかるということを。為替はそこまでブレませんでしたからね。パウエル議長の見解がどうなのかが、鍵と言われるようですが、自分達で色々と種を撒いておいて、でどう出るかってやってるのを見ると、いかにもお手盛り感を感じます。あんまり演出にこだわらないでもらいたいですね。
日本株市場は今日、消費者物価指数などの重要指標の発表があります。寄り付き前に発表されるので余計に注目されます。特にここ最近は金融政策の変更が取り沙汰されていますので、ここで消費者物価が上がっていっているとなると政策の変更もあり得る事になります。私個人的にはそれでも変更はないと思いますが、政治的圧力などこれまでと変わらぬ政治家などの態度であれば、変更したくても出来ないとも思いますからね。だとすると、株式市場は上げる方向なのでしょうか。何とも言えませんが、今日は月末ですのでディーラーなどは動きづらいのではないかと思うと、むしろ安いくらいかもしれません。そう言えば、先日どこかの投資ファンドがリクルートの大量保有報告書に顔を出し、株価は会社の価値の半分くらいしか評価していない、株価は倍になる価値があると言ってから上げてきました。本当にそうなのかは分かりませんが、言い始めてから既に1,000円は上がったと思います。その当時4,500円前後だった気がするんですけど、本当にそうなら上場来高値に向かう事になります。そんなに価値があるのか分かりませんが、なんでも利益剰余金が1兆円をゆうに超えるらしく、その金を狙ってるんじゃないかと言う方もいるようです。でもそれで買い上がると何が良いのでしょうか。会社を乗っ取る気でしょうか。となると一体いくら資金が必要なんでしょうかね。世の中にはとんでもない金が飛び交っているんですね。
さて、今日は月末となります。明日からいよいよ師走入りとなります。年の瀬が近づいてくると仕事も中々となってきます。毎年のことですが、来月の上旬は早く仕事を済まそうと躍起になりがちですね。そして多分忘年会もコロナ後で多くなるんでしょう。油断するとすぐに風邪をひきますので用心してください、それでは。