おはようございます
昨晩の米国株式市場は小反落となりました。
NYダウ -40.33 34112.27
NASDAQ +10.56 13650.41
S&P500 +4.40 4382.78
VIX指数 -0.35 14.46
原油 -1.76 75.61
為替 151.01
植田日銀総裁にしてやられましたな。国会の場であのような発言をしたらどうなるか、くらいの事はいくらなんでも分かっているはずです。「間違っていた」と言えるだけ、ぼんくら官僚とは違うと評価出来る部分もありますが、せっかく上げていた相場に水を差すとはこの事ですよね。まぁ「これも勉強だ」と言っていられるうちは良いのですが、日本株式市場にそんな余裕はあるのでしょうかね。あの発言は、「これからは金利を上げていきまっせ」というきっかけを作るための発言である可能性は高いと思いますね。正直、物価が世界的に高くなっている事象は解消したとは言い難いですのでね。このまま何もしないと国内物価にも影響は出てきますし、円安は更に進行してしまいます。ただですね、この2・3日は米国金利がどちらかというと低下していたと思うのですが、為替は円安ですよね。そして、あの発言があったにも関わらず円安は更に進んだんですよね。これって何なんですかね。ドル高相場だったんでしょうか。ドルインデックス的にはむしろこの1日2日はドル安になってまして、そこから戻りの動きだったんですよね。まぁ、戻りであれ上がった事にはなりますから、局面としてはドル高だったとも言えるわけですけどね。いずれにせよ、日本の金利上昇を示唆する発言が出たのですが、為替は売られる展開となりました。金利が上がって円も売られるのは、一過性かもしれませんが、日銀総裁の発言ですので、重みはある点を考慮すると、これって「日本売り」という事ですかと訊きたくなりますね。株安と合わせればトリプル安とも言えてしまう状況となりますけど、これはヤバい事になっていると示唆しているのでしょうか。今後を見ないと何とも言えませんが、ちょっと注意していきたいですね。
米国株式市場は小動きなりましたね。さすがに連騰続きで動けない感じでしょうか。金利高にもナスダックですら反応薄ですからね。意外とこういう状態がまずいんですよ。何故かって、買い材料出尽くしかもしれないからです。もっと金利が低下するなら、それがハイテクの買いを呼び込めればまだ良いのですが、それにすら反応しなくなってきたら天井感出てくるかもしれないですね。もっとも、米国は日本と違って投資資金はありそうですから、下がれば買い直される可能性は高いんでしょうけど、ここは下がるまで待った方が得策ではないでしょうか。
今朝は冷えました。とはいえちょうど良い気温なんですが、寝る時は注意して、掛け布団をしっかり掛けて寝たいですね、それでは。