おはようございます
昨晩の米国株式市場は続伸となりました。
NYダウ
S&P500
VIX指数
為替
いや〜、NYダウは5連騰ですかぁ。何でこんなに強いんでしょう、なんかもう笑うしかないです。で、肝心の雇用統計なんですが、非農業部門雇用者数は予想の17万人に対して実数は15万人と予想を下回りました。また失業率は前月比-0.1％の3.9％となりました。さらに、平均時給は前年同月比+4.1％、前月比+0.2％増加となりました。こちらはほぼ市場予想と同程度だったようです。でなんですが、これで３指数とも続伸するんですよね。確かに言われれば徐々に数値は低下傾向にあるように見えます。だからインフレになりにくくなり、だから金利は上がらなくなる、だから株は買える。まぁそういった流れで５連騰できちゃったという事になはりますね。パウエル議長も、利上げのポイントは労働市場のひっ迫度合だと仰っておられました。こうなると、市場の予測は12月も利上げは亡くなるのではないかという方法に行きやすくなります。という事は金利は少なくとも上がらない上に、労働市場が落ち着きを見せた格好となればFRBが動く恐れは事実上無いという事になるので、ハイテク祭りだって事にもなりやすいですよね。ただですね、本当にそうなんでしょうかという疑問は、わたし個人的には根強くありまして、でも何でこんなに簡単に上がれてしまうんだろうと思ってしまいます。先日も書いたのですが、インフレ＝貨幣価値の低下だから株が上がれるという事なのでしょうか。でもインフレで金利高となっていることを考えれば貨幣価値は上がった事になりますよね。普通なら金利高なわけだから、いくら金利上昇ペースが落ち着いたからと言ってこんなに上がる事になるなんておかしいのではと思ってしまうんです。経済オンチが何言ってんだって鼻で笑われてしまうのでしょうけど、失業率は徐々に悪化して、雇用者数は減っているんですよね。で、金利が下がるという事は不景気になりつつあるという事ではないのでしょうか。そうした景気の加減がよく分からないから「あれ、おかしいんじゃないの？」となるんですよね。
まぁなるようにしかならないので、グチャグチャ言っても仕方ないのですが、私には怖くて買えないところですかね。でもそういう時に持っていかれると運用としては相当な差となってしまうんで、嫌なんですけどね。ま、でも今日は連休の中日です。天気も最高に良いと来たら、取り敢えず外へ出て行こうと思います、それでは。
