株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

MENU

FOMC利上げなし

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場はマチマチでした。

NYダウ   -232.79    33979.33

NASDAQ    +53.16             13626.48

S&P500      +3.58                4372.59

 VIX指数     -0.73                     13.88

原油           -0.74                      68.68

為替                                          139.96

 

ハイテクが金利上昇を気にも留めずに上がっている一方で、FRBによる利上げが長期化する事で景気に対して懸念があるとダウは下がる。何だか金利と株式市場の定説が逆転したような感じを受けるんですが、考え過ぎでしょうか。やはり、金利が高くなればハイテクも売られないとと思いますし、景気が悪くなるなら全部売られないとと考えてしまいます。いくらハイテクが進歩しても需要が減退し受注が減ればハイテク企業とて業績は悪化しますからね。AIが凄くても景気悪化で設備投資が減るなら、ハイテク企業にとっても影響は避けられません。それをも克服し、新しい技術や製品が景気の好不況に関係なく需要を創造し続けるとでもいうなら話は別ですが、それ程凄いかと言えば私はそこまでではないかなと思いますね。それよりも製造業で受注額の減少傾向が見られますが、そういった話の方がむしろ気になります。今後は受注が回復するなら問題ないのですが、コロナ禍で減っていた需要がこの1年強の間で埋め合わせをするように盛り上がった事の反動なのかもしれません。いずれにせよ一時的な受注減であれば良いのですが、言われているように景気後退期がくる前兆であるならば、運用に関しては相当な注意が必要だと思いますね。

日本株は昨日も素晴らしい上げを見せてくれました。日経平均株価は33,500円台で引けました。しかしながら、値下がり銘柄数も多数ありまして、全てがいいわけではありません。それでも、これだけの上げを見せられますと、やはり焦りは出てきます。いわゆる「持たざるリスク」という奴ですね。今年の初めはまだ精々26,000円台程度だった日経平均株価は半年足らずの間に33,000円台へと駆け上がりました。その間外国人投資家は10週連続で買い越ししています。それでもまだ外国人投資家は約50兆円の買い余力があると言われます。本当に買い上げた場合一体いくらまで指数は上がるのでしょうか。というか早めに調整をして、買い場を提供してもらえないだろうか。まともな調整場面があれば躊躇なく買いを入れられるんですけどね。アベノミクス相場の初めの頃に似ていますよね、買いたくても毎日上がるから買えなかった事を覚えています。早くそうした買い場が来てくれることを祈ります。

さて、昨日も触れた日本版CDCの話ですけど、あるサイトを見ていたのですが、今回の組織は限られた所が出身母体となるのですが、そのどれもが旧日本軍関連が前身の組織のようです。だからダメって話では無いのですが、そう言われると何も裏がないとも思えない気持ちになりますよね。これからも起こりうるパンデミックなどのある種の災害から日本を守るというお題目は良いのですが、じゃあ実際面は誰が最高意思決定者なのか、どこかと利害関係は無いのかなど、慎重に物事を見ていかないと、表面上の話に誤魔化されてまたとんでもない組織が出来上がることに繋がりかねないからです。

今日もまた雨模様の一日になりそうですが、外へ出られる方は転倒や水没には気をつけてくださいね、それでは。