株歴30年生の雑感ブログ

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雇用統計が強く米国株は下げ

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反落となりました。

NYダウ    -348.58     32899.70

NASDAQ    ‐304.16           12012.73

S&P500      -68.28              4108.54

VIX指数         +0.07                    24.79

原油              +3.39                   120.26

為替                                          130.81

 

注目された5月の米雇用統計は、雇用者数が39万人と予想よりも多かったことで金利高を招き株価は下げとなりました。まぁよくある光景ですね。でも最近の雇用統計で関心を持たれているところは雇用者数よりも賃金の変動率ですよね。雇用者数も賃金もどちらも大事なんですが、その時々で注目点は変わるって面白いですよね。で、その賃金ですが、平均時給が前年同月比5.2%上昇となっていたようです。これって1年で平均的に時給が5.2%上がったという事ですから、普通に働いているだけで時給がそれだけ上がっているという事ですよね。例えば1年前時給2,000円の人は2,100円になるという事です。100円上がるという事は、1日8時間週5日働くと40時間となるので、単純計算で4,000円、月間では16,000円、年間192,000円収入が増えるという事です。たった1年で同じ仕事をしているだけでこれだけ増えるなら良いですよね。で、時給2,100円で週5日8時間労働すると、単純計算では月間の収入は336,000円となります。でも多分物価は最近では7%とか上がっていると言われますので、これでもまだマイナスを食らっているという事なんですかね。それでも上がるからまだマシだと思います。日本は物価は生意気にも上がってますが賃金は上がってません。そしていつも思うのですが、若い人ばかり上がるんですよね。生きている事、生活がある事に年齢は関係ないですよ。新入社員の初任給を上げてもベテランは何もなしという企業のなんと多いことかね。お金のかかる子供を持ち、ライフイベント目白押しの中年層に篤くしないでどうするんだよねって思います。挙句の果てには子供の教育を放棄して妻も働く方がいいんだとやるでしょ。そりゃあダブルインカムの方が収入はいいですけど、大事なのは子供の教育や躾です。小さい頃から保育園などに預けた方が何かと勉強面でも良いとする人も多いと思います。上手くいけばそれでも良いんです。でも、世の中そう思ったようにいかないし、特に母親と一緒にいる時間は子供にとって重要とか言われてませんでしたっけ。情緒を育むなど、精神的な部分は親が大事なんじゃないかと思うのですが、そんなことも無いんですかね。身近なところから考えてみても、今の社会は暮らしにくいと感じることはありますね。と言いますか、人間関係が希薄化しているようにも感じますし、一方で人権的な感じも相まった個々の充実という感じの個人主義的な価値観も市民権を得ているような気もします。たまに思うのですが、そうした人間同士の関係の希薄化が進んでいると、株式はどうな風になってくのだろうってね。とにかく、株式については何はともあれ上がってくれてさえいれば良いのですが、今年後半の上昇を期待しつつゆっくり待つとしましょう、それでは。