株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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好景気で株高継続

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続伸となりました。

NYダウ   +134.58   38654.42

NASDAQ     +267.31         15628.95

S&P500       +52.42             4958.61

VIX指数       -0.03                    13.85

原油            -1.41                     72.41

為替                                          148.35

 

注目の雇用統計が発表されました。米労働省が発表するんですが、1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比353,000人増となり、市場予想の18万人を大幅に上回りました。賃金は約2年ぶりの上昇率となる前月比0.6%で前月の0.4%より加速した結果となったようです。前年同月比では4.5%の上昇で12月は4.3%の上昇となった模様です。ここまで高い数字となると大方の予想を上回るので普通ならインフレリスク再燃となる数字ですよね。そしてもう1つ、失業率ですが、3.7%だったそうです。12月の失業率と同水準となりますが、1月から新たな人口推計が家計調査に組込まれたようなので、同じ3.7%の数字でも比較は一概にできないとの事でした。これを受け米金利は上昇し年限関係なく4%以上の上昇となりました。債券市場は素直に反応したと思うのですが、これを見たシカゴ連銀のグーズビー総裁は、利下げを先送りする理由ではない、労働市場に悪化の兆候が出ていない事を示す安心材料としていると言ったそうです。株式市場はいつも雇用統計を気にしているようですが、昨日はメタの決算が良かった事の方が労働省の重要統計よりも重要だったみたいで、株価続伸となりました。この状態をマスコミは「米経済の底堅さを示した」と表現しています。という事は、景気も良くてインフレも程よく労働環境も想定内であり、金利上昇したけどこれも想定内なんで、好決算を発表した会社の株は上がっていかなきゃねって感じだってことですよね。でもつい最近まで金利上昇が株式市場調整の大半の理由だったですよね。でも昨晩はそんなこと関係ねーよって感じでした。こうなると株式市場にリスクは存在しない、つまり下げる要因はもう無いのかなって逆に不安になります。だってそんな事ないじゃないですか。こうなるとむしろデフレ脳の私にとっては、相場の天井はかなり近づいていると思ってしまうんですよ。なのでもう恐ろしくて個人資産をこのリスク満載の市場に預けることは暫く無いでしょう。なんなら暗号資産に一部振り向けるくらいの方が、費用対効果が高いのではないかと思えるくらいです。

さて、週末となりましたが、関東は寒いですがいい天気です。体調も何とかなってきました。少し外に出てドライブでもしたいところですが、「イナブル」というインフルエンザ薬を飲みましたので、老齢者には副作用は無いようですが、少し様子見て出れそうなら出てみたいと思います。それでは。