株歴30年生の雑感ブログ

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米国株はパウエルと組んだ⁉

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反発となりました。

NYダウ   +932.27     34061.06

NASDAQ     +401.10            12964.85

S&P500       +124.69             4300.17

VIX指数          -3.83                     25.42

原油               +0.35                  108.17

為替                                          129.42

 

FOMCが注目されておりましたが、パウエル議長からはネガティブ・サプライズ感のある発言は無かった事で、株式市場は好感し反発してくれました。つまり、この程度の利上げペースなら株式市場は織り込んだという事になります。あとはウクライナ紛争の早期終結が待たれますが、そこまで簡単ではないでしょうね。

それにしても荒い値動きが続いてますねぇ。そりゃ、桁の違う金額を運用している人達からしたら0.25%金利が上がるか上がらないかというのは大きいのでしょうが、ナスダックが400も動く理由になる感覚が分からないんですよね。もちろん警戒感から下げていた分が戻しただけなんでしょうけど、そうだとしてもそこまで動く話なんかなって思ってしまうんですよね。よく「ボラティリティーが高いから上下に振れやすいんだよ」って聞くじゃないですか、だから、なんでボラが高いのかって事を聞きたいんですよね(笑)       そもそも株式市場の水準が高値圏だからなんですかね、それとも10年金利の3%台と株価を比較すると株価は高いという事なんですかね。でもそれならとっくにあるべきレベルまで調整されてますよね。また、企業業績が過去の数字よりも格段に良くなっているのなら、たとえ金利が高くなっても問題ないという事にもなりますよね。だとすると、今回0.50%の上昇で済んだことと、0.75%上がったのでは、企業業績に格段の差を生んでしまうという解釈で良かった事になるんでしょうか。もう一つ、0.25%の差は企業業績ではなくて、米国の景況感に与える影響力が大きいという事なんでしょうか。各企業の決算はそれぞれ好不況の度合いがあるでしょうけど、国全体の景気にとって金利上昇ペースが速い事に株価が警戒されてきたという理屈です。まぁ基本的に金利の上昇は株や景気にはマイナスなんですけど、私が疑問なのは、「それはそうだけど、そんなに上げ下げしなきゃならん話なの?」って事なんですね。アルゴだとか強弱感が交錯してるとか色々言われますが、いわゆる「波高い線」をチャートで言えば作っているように見えるんですよね。という事はですよ、高値圏で作られる波高い線は下げの前兆じゃなかったでしたっけ? そういう相場格言的なのって絶対じゃないと思うので、あくまで参考程度で見るようにはしていますが、それでも何となく意識してしまうんですよねぇ。前回も書いたように、今年が米国中間選挙の年であり、ウクライナ紛争がわざわざ今年になって勃発した事自体にも、またクリミア併合の時も中間選挙だった事も全部繋がっていると見る向きもあるじゃないですか。だとすると、相場なので調整はあって当然なんですが、今回も下がってくれたら買い場だったという事になるかもしれないわけですよね。でも、波高い線を頻発していると警戒感は嫌でも高まってしまいます。企業業績ではなくて(とは言え結局は業績に繋がるんですが)、政治などのご都合で相場の上下が決まってしまう感じにも見えてしまうのですが、それはさすがに穿った見方過ぎるんでしょうね。まだまだ修行が足りないからこそ、こんな感じに悩める乙女になっちゃってるんですが、腹を決めれば放っておけばいいやってなるんですけど、それが中々出来なくて困っているんですよね。

ゴールデンウィークで日本の皆さんはコロナもウクライナも「関係ないねッ!」って感じで交通渋滞を作ってます。何かこう最近はですね、世の中のこうした状態に違和感を強く感じているんですね。もう少し正確に言うと、マスコミの姿勢という事になるんですけどね。あれだけウクライナが大変だと言って煽っているし、コロナにしてもそうですが、マスコミは視聴者を煽っているじゃないですか。でも結局国民は「さあ連休だ、旅行行くぞー」ってなってるじゃないですか。これってマスコミが機能していないんですかね。それとも政府が規制しなくなったので、世界がどうなろうとも我関せずで遊びに行くんですかね。もちろん国民の皆様の態度が正しいのですが、ある意味煽っているはずのマスコミは、実はなんの機能も果たしていないという事なのかなって思いますね。

さて、そろそろゴールデンウィークも終盤を迎えますが、皆さん怪我や事故などに気を付けていただきながらも、残り少ない休日を楽しんでください、それでは。