株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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景気後退かそれ以外か⁉︎

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続伸となりました。

NYダウ   +332.04   32529.63

NASDAQ     +130.17           12162.59

S&P500       +48.82               4072.43

VIX指数       -0.78                      22.46

原油            -0.07                      97.19

為替                                           134.21

 

日興証券が赤字決算となったみたいですね。例の相場操縦事件が足を引っ張ったのでしょうね。今回は仕方ないと思いますが、反省するべきは反省し、また頑張ってもらいたいですね。ただね、失った信用は計り知れないですよね。経営陣の一角が絡んでいたのですから、世間に対する影響力は大きいですよね。これが元でドンドン縮小していくなんて事にならなきゃいいですけどね。日系の大手企業が減っていくのは出来たら回避してほしいです。

昨晩のNY市場は続伸しましたが、ハイテク系の伸びが目立ちました。やはり金利の低下はそのままハイテク買いという図式は健在なんでしょうかね。長年見ていると、株式相場の動きって同じ事の繰り返しに見えますよね。大して金利も下がったとは思わないのですが、それでも直近の一番高いところから比べれば、つまり2年ものでも3%を超えていたところから見れば、昨晩は2.87%ですから、下がりましたよね。そうした変化に株価は敏感に反応しているとも言えるのかもしれませんが、果たしてこれは上昇相場のスタートとなるのでしょうか、それともあや戻しでしかなくて、景気後退の始まりに過ぎないのでしょうか、意見の分かれるところなんでしょうね。私は密かにリセッションの可能性はそれなりに高いと考えましたので、今は株式の比率をゼロにしました。金利が下がるとドル安にもなりますが、ナスダックを中心にこうして株価は上がっています。しかし、それは企業業績が伴うなら上がる事になりますが、単に金利低下だから株へ資金が向かうという話なら、長くは続かないでしょうね。景気後退となれば、金利は下がりますが業績も悪化するので株価も下がる事になりますもんね。そうならない、そうさせない為に政府は金融と財政で策を考えているわけです。そう簡単に景気後退となるなら、むしろ金融緩和状態を維持した方が余程マシです。インフレを抑制する為の金融政策が景気を悪化させるなんて本末転倒ですよね。でも、今そうなるかもしれないリスクを皆さん警戒しているんじゃないんでしょうか。こうした何とかしなきゃいけないからと立てられた政策が不可抗力のように見做され、その結果景気後退となっても仕方なかったという風になるとしたら勘弁してほしいですよね。これから株式市場がどうなっていくのか、米国景気が良くなるのか、後退するのかはまだハッキリしませんが、インフレを抑えるのは利上げではなくて、制裁解除なんじゃないんでしょうか。当然ながらロシアに対して経済制裁を各国が行えば、モノは動きにくくなります。ただでさえコロナ禍の影響を受けて物流機能が麻痺しがちなのに、制裁などしている場合ではないんですよね。武器はドンドン貸し出しているのでしょうから、経済制裁は適当なところで解除して、自国民にインフレ圧力となるような圧政は止めるべきなんですよね。その事について何も議論が起きないのが不思議なんですよね。もう少し現実的な策をとらないと、ロシアより前に自国民が貧困化しかねないですね。

さて、早いもので今月も月末となりました。夏も本番という時に感染者ガーとなってます。でも夏はウイルスは活動休止なんじゃなかったんでしょうか。何だか日を追うごとに何でもありになっていってる感じにも見えますが、知人で感染した人は3日間熱が上がったり下がったりしてそれなりに大変だったようです。皆様も暑い最中ですが、注意するに越した事はありませんので、気を付けてお過ごしくださいね、それでは。