おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました
NYダウ -117.72 34378.34
NASDAQ -20.28 14465.92
S&P500 -10.54 4350.65
VIX指数 -0.15 19.85
原油 +0.04 80.56
為替 113.58
ドル高の動きが確実になってきましたね。為替も一旦方向性が決まると早いですよね。大体において、ある一定水準まではまるで既定路線のように進んでしまいます。ある水準まで行くと多少の行き過ぎ感を伴って動いたあと、また調整してあるべきところに収まります。そしてそこからまた上か下か次の方向性を探っていくことになります。まぁ大体そんなことの繰り返しをしていきます。米国金利がまた上昇すればドル高ですし、逆なら逆です。そして株式市場はその動きに大きな影響を受けていくわけです。昨晩の米国株式市場は景気減速懸念が下げの理由と言っています。10年金利がテーパリングを控え、順調に金利上昇となっている中で、「景気減速懸念」???・・・ですか。
ちょっと何言ってるか分からないってなりませんかね。どうも最近は下げの理由が金利上昇のはずなんですよね。で、同じように下げた時の理由に景気減速って言葉もあるんですよね、一体どっちなのって話なんですが。だってアフターコロナを見据えてということは、基本的に景気は上向きになるってことですよね。だから長期金利も短期金利でさえ上昇しているんじゃないですか。それを株が下がった理由として「景気減速懸念」と言ってしまったら、じゃあ金利は下がるんですか?テーパリングは中止ですかって事に繋がってくることにならないんですかね。そうじゃないと、テーパリングをすることでより一層景気減速のペースは早まってしまうじゃないですか。そんなことします?世界景気の減速懸念があるので米国の株価が下げるって言うなら、FRBからもテーパリングをしないかもしれないなってコメントくらい出さないとダメだと思うんですけどね。なんか適当に理由付けしている感が半端ないんだよね、日経さん。
まぁもっともね、IMFが世界経済見通しを0.1%だけ下方修正したのはあるけどさ、それにしても0.1でしょ。なんで経口治療薬が承認されようとしていて、ワクチンも接種率が高くなっているのに悪い方になって行くのかね?これまでのコロナ禍の影響がこれから本格的にでてくるのかな・・・
やはり中国経済がおかしくなってきているのと、材料が不足していて工場が稼働できないとかの影響があるってことなのかな。その影響がかなり大きくて暫く解消しないなら、テーパリングどころじゃないよね。そう考えると、景気後退となってしまうなら潔く撤退するまでなんだけど、そうじゃないならまたハイテク中心に株価は上がると思いますね。そうならないなら株式市場は今後大幅な下げ相場となってしまう事になりますよね。ひょっとしたら今回の相場の天井がもうすぐ来るのかもしれないのかな!?
ただね、そんなに綺麗に終わることは無いのが通例だからね、また上がるってみんなが思った時に突然はしごを外されるというのがいつもの暴落パターンです。まだそうなっていないですよね、ということは多少の調整はあってもまた上昇相場が来ると思っておいた方が無難な対応となると思いますね。
今日の天気は一日雨模様ですね、しかも関東地方は最高気温が20度に届かないとの予報でした。寒暖差もあるんですが、今日は一日涼しい日となりそうです。こんな時に風邪をひくことが多いと思いますので気を付けてくださいね、それでは。