株歴30年生の雑感ブログ

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米国株上昇のその先は!

おはようございます

 

先週は米国株式市場の大幅高で気分よく?週末を終えることが出来ました。

さらにVIX指数も30割れとなってきましたね。

こうやって気が付くと更なる上昇のお膳立てがすっかり出来上がっているということになっているパターンでしょうか。

 

しかし、そんな風にも捉えられることができそうな米国株式市場ではありますが、ちゃんとリスク要因も用意されていますね。

まずは最大の懸念である米国景気の行方に関するコンセンサス。

そして米中関係からの世界対中国。

そして新型コロナウイルスの状況。

 

今が新型コロナウイルスによる下落相場の中だと認識すれば、何かあれば下がるリスクはすぐそこにあるという事も頭に入れておかなければなりません。

 

一方で、ナスダック総合指数が9,000ポイント越えてきました。

最高値はご存知の通り9,838ポイントですね、もうあっという間です。

 

かなりの強さです。

昔のIT相場を彷彿とさせる感じすらします。

 

もちろんその当時とでは状況やレベル感が違う事は重々承知しています。

しかし、その頃と何か同じ匂いを感じているのには何となくなんですが、近未来を描くあくまでも予想的な妄想がまことしやかに言われているように感じるからです。

 

ITやAI、ネットの高速大容量化を実現する5Gなど、すでに実在する様々な企業が事業化されているわけですが、それは株価にかなり織り込まれているのではないかと思っているんです。

 

この先の実現されるであろう便利な近未来の社会は、もう本当にすぐそこまで来ていると思うんです。

 

しかし、株価は上がる。

何に対して上がるのか。

 

以前想像の域を出なかったことが現実となってきた事で、株式相場はいわゆる「現実買」の相場となっているので、そこを捉えているんだと言うことなんでしょうか。

 

普通はもっとその先を買いに行くんです。

でも、この株価の位置ではまだ織り込まれてもいない優れた技術や社会経済はどんなものなんでしょう。

 

金利や今の各種相場を見て株式が資金を集めやすいことは分かりますし、米国は特に大統領選があることもあり、株式市場の盛り上がりが期待される事も分かるんです。

 

でも何か引っかかる。

その「何か」がよく分からない。

 

ハイテクと言えばよくある話で、近い将来便利な社会や仕事の仕方になり今よりも進んだ社会を描きやすい点で相場としても盛り上がりやすい分野です。

しかもそのハイテク技術による各産業界への波及効果も合わせれば、相場のテーマとしては大変大きく深いものになってまいります。

 

そして今はまだ無限と言われるネット社会のほんの一部しか株式市場は評価していないという論理で資金が集まる。

ネットの世界は無限なんだから、地球上で実業を生業としている企業らとは発展性が全く違っている。

だから株価に際限がない、特にGAFAMを中心としたプラットフォーマーはね。

 

という理屈になてくる。

 

確かに若い人が中心になって、様々な思考のもと、新しい事業やサービスが次々に生まれてきます。

それらを担っている起業家の方々がいる限り、無限なネット社会の拡張は続くばかりであり、縮小や後戻りはあり得ないといったところなのかもしれません。

 

それくらいのことは理解しているつもりです。

 

ですが現実社会あっての仮想空間の利用であり、仮想空間だけで物事が完結する分野もあるのでしょうが、その範囲はまだまだ世界全体の中で限られています。

 

だ・か・ら、これからもっと仮想空間だけで完結する分野が広がりを見せるようになるから買いなんだ、という事なのかもしれません。

 

もちろん、さらに情報通信分野が発展し高速化してくると、営業などや物流など「人」がいる業界も人がいらなくなったり、通常の商売においても、ネット経由で完結してくる世の中になってくると思います。

 

しかし、その先ってどうなるの?

 

が、分からない、というか理解できていない。

 

バーチャルの世界であたかも自分役のアバターがいて、まるで上から下界を見るように自分のアバターを動かして働くとか!?

 

今流行りの "あつ森" が相当進化したようなね⁉︎

 

今まで人が動いていた仕事を自動化することで人が動く必要がなくなり、もっと言えば、人の代わりにアバターだったり、クローンなどがVR・ARなどの進化型のようになり、自分の代わりで働いてくれる。

人類はもう自分の肉体や脳を働かせるのは娯楽などであり、働かずともみんなやってくれる。

そんな世界がやってくるのでしょうか?

 

だとしたらとても怖い世界ですよね。

だって人間が存在し続ける理由や価値があるのでしょうかね。

何人いても良いのですが、じゃあ70億人も人口がいるんですかね。

 

話が逸れる事が多くて申し訳ないのですが、そうなると人間の思考や心と言ったものはどうなってしまうのか?

初期の段階では各人が各アバターを操るのでしょうが、AIの充実とともに自分が考えなくても良くなりそうです。

更には自分の脳そのものをコンピュータの中に入れてしまう事も可能になってきそうではありませんか⁉︎

 

 

その一方で環境汚染や、今回の疫病などはそんな社会となったとしても起こり得るし、またウイルスと言う意味ではネット社会が人類が作ったものである以上、悪意を持った人間⁉︎ により壊滅的被害が起こされる可能性だってあります。

 

そうなっていくのでしょうか?

 

私にはその次の世界が見えないのです。

もっともその頃には生きていないでしょうけどね・・・

 

株式投資をする上では、個別企業についての研究も必要ですが、マクロ的な将来像の様なものの理解も必要だと思います。

我々が住むこの地球が、社会が、どう変化していくのか?

そこまで大きくなくてもこの先どのような事が想定されるのか?

近い将来、実現してくる最新技術は何か、それはどう作用するのか?

 

等など、知っておいた方が良いことは多いです。

かのホリエモンさんは5年先より向こうは想像しても意味がないと言われました。

ご自身がITに関わる仕事をしているにもかかわらず、ほんの5年後が見通せないからと言うのが理由でした。

 

しかし、少なくとも20年以上前にアマゾンやアップル、FBやマイクロソフトがこんな巨大企業にまで成長すると考えていた人は予測する、そう言った視点にたっていたのかもしれません。

そのときは笑われていたかもしれませんが・・・

 

様々な要因で株価は上がるわけですが、目先だけでGAFAMがもしくはナスダックが上昇しているとは思えないですよね。

 

だから我々に出来ることは、結局はこの動きに付いていくだけ。

自ら新規事業を立ち上げる能力のある方はそれをやったらいいですが、庶民である私は付いていければ万々歳ですね。

 

 

最後に武漢でまた感染者が出てきたようです。

日本もまだ要警戒中ですが、ピークを越えたと考えるのは早計なのかもしれませんね。

従って、個人レベルでの感染回避を徹底しつつ仕事に従事していくしかありません。

 

くれぐれも新型コロナウイルスに気を付けながらお過ごしいただきたいと思います。