おはようございます
昨晩の米国株式市場は休場でした。
原油 +0.66 60.13
為替 105.32
Washington’s Birthday(ワシントン生誕祭 大統領の日)
と言って初代大統領と16代大統領であるジョージ・ワシントンとエイブラハム・リンカーンが2月に誕生日だった事から由来し、2月の第3月曜日をこれに充てるとなったようです。
日経平均株価がついに30,000円台に突入しました。
しかも終値で30,000円越えです。
本当にあのバブル時代以来の快挙です。
コロナ禍と言われる中なので、あまり大袈裟には取り上げられない感じではありますが、間違いなく凄い事です。
その意味では日本よりも被害者が多数に渡った欧米の株価も高値を更新しながら上へ進んでいます。
米国株は言うに及ばず、欧州株式市場もドイツ株が引っ張るように最高値を更新し、他国も最高値に向かいだしています。
確かにこれまでの上げ方が異常なほど強いと言わざるを得ないのと、批判的にも言われますが、日経平均だけが上がっていると言ったようにも見えますので、これが実力なのかと言われればちょっと考えさせられるところはあります。
しかしですよ、曲がりなりにも30,000円です。
冗談でやっているわけではなくて、もの凄い資金が投じられて初めてなしえるわけで、やはりこれが今の日本や株式市場を取り巻く状況を評価したものであると言っても決して言い過ぎではないのです。
まぁ言いたいことは多々あるとは思いますけども、それではそもそも株価はいくらなら「正しい」のでしょうか。
一体今の状況下において、日経平均株価もそうですが、世の株価はいくらなら正しい値段というのでしょうか。
そう、株価にはこの価格でないと間違いであると言ったことはありません。
もしそうなら必ずそうなるはずです。
これまでの相場でも上げ過ぎや下げ過ぎといった場面もあったであろうとは思います。
しかしながら、それも全部含めて誰かが買っては売っていたから示現されたわけです。
そう考えますと、仮にこれから日経平均株価が史上最高値を更新するまで買い続けられたとしてもそれはそれで市場参加者が評価したからであり正しいのです。
コロナで困っている人が沢山いる、そうですね、でもその事は株価が上がる事の要因にすらなりえます。
もちろん現状から株価上昇自体を否定するのはもちろん自由なんですが、物の捉え方はいくつかあって、例え一見おかしいと思っても、そのおかしいという状態の中堂々と大金を払って買い上がるところもあるんです。
そうでないと上がりませんよね。
株式の場合、株価が上昇するのは「買い」が入る事でしか上がることはありません。
その中で何を言おうが買う人がいなければ上がりません、当たり前ですが・・・
そこを批判している人をしり目に、その批判している人達を上回る資金量で買っていく主体があるから上がるんです。
我々は自分の財産を自分の判断で買うのか売るのかホールドするのか決めるわけですが、その時に誰かが何か言ったからと自説を曲げるでしょうか。
曲げる事もあるかもですが、その結果については思い通りにならなかったら人のせいにしがちですよね。
そうならない為にも自主的に判断するわけですが、その時に理屈だけで判断はしませんよね。
やはり相場の勢いみたいなものも感じつつだと思うんです。
そう考えれば、今は単純に低金利下の株式上昇相場の一環であると思うしかないわけです。
おかしいと思うなら売ってバイバイすればいいんですから・・・
無理に持って下さいとは誰も言いません(笑)
あ、でもGPIFに言われたら「いやちょっと待って」と言うかもしれませんね(笑)
しかし、上がったものは何時かは下がるもの・・・
この事を忘れてもいけません。
上がったら下がる、じゃあどこまで上がるのか?
これが分からないから難しくもあり、楽しくもある。
何年か何十年に1回しか来ないこの大相場に乗っかっていったらいいんじゃないでしょうか。
相場は時の運と言います。
世界を牛耳るほどの資金力を持っているならば相場の方向を決められるかもしれませんが、一般人ではそんな事到底できません。
であれば今は上昇相場なのですからそれに乗っかるという事くらいしか出来ないですよね。
でもそれでいいじゃないですか。
それが儲かる近道なんじゃないでしょうかね。
そんな事よりも、以前のようにこれからもっと大きい本震が来ない事を切に祈ります。
もう嫌ですよね、あんな大地震に見舞われるのは、それでは。