株歴30年生の雑感ブログ

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米国株は3指数揃って上昇

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は上昇となりました。

NYダウ    +54.77    36142.22

NASDAQ      +120.01       15973.85

S&P500        +18.10          4700.90

VIX指数        -0.11                 16.38

原油             +0.05                79.80

為替                                       114.79

 

米国株は金利高にも負けずに上昇しました。ドルも高くなり雰囲気は上々でしょう。小売売上高の発表があり、今年3月以来の1.7%増という結果となりました。当然ながら10年国債金利は上がりましたが、そうしたこれまでなら株価の調整材料を跳ね除けて上がっています。株式市場の色々な材料は株価を上げ下げさせることになるのですが、これには二面性がありますよね。先ほどの小売売上高などもそうですが、強い数字は経済が良いことを一般的には示しており、強さ加減にもよりますが、金利の上昇要因となります。一方で売上高が高くなるということは企業業績に寄与することにも繋がります。という事は企業はある程度の金利上昇に対しても耐性があることになり、経済の好循環による金利上昇に負けないくらいの好業績を期待できます。そんな見方になると株価は金利上昇をしていても上がっていけるということになります。で、結局のところ業績と金利の加減でもって株価は大体の方向性が決まってしまうという事になるわけです。なので同じ結果なのに株価は上へも下へも行きます、という話になるんですが、株価というものは「いくら」なら安く、「いくら」なら高いのかといった明確な基準はありません。そこが株の難しいところなんですね。各企業の状況を詳細に調べあげ、金利水準や傾向を精密に分析・分類しこの時はこうと出来るなら簡単で良いんです。しかし時事刻々と変動する世の中で、そこまで画一的なものは作れないですよね。アナリストとかストラテジストとか言われる人はそれらをやろうとしている人ですね、当たらないわけです(笑)でもそれでもうまくやる人もいます。これは私の勝手な想像ですが、よく当たる人って分析が凄いというよりは、相場観が優れていてそれに理屈を合わせていけるんじゃないかって思うんですよね。別に馬鹿にしているわけではないですし、むしろ素晴らしいと思うのです。それは先ほども言いました通り、統計数字などに二面性があるのならば、それらをどう捉えるかは彼ら各々にかかってくるからです。何のために分析をしているのかと言えば、論理的に相場の適正値を探ろうとしているわけです。もちろん、将来の見通しを予測したり、ある特定の業界についての見通しを発表する事で投資家などに情報提供することも大事な仕事です。株式を含めたいわゆる相場というものは、必ず思惑があり、その結果行き過ぎというものや過大評価や過小評価が発生します。それらを修正させ、行き過ぎからくる弊害を解消させる根拠を見出してくれもします。そうした様々な意味合いがあるのですが、でも「当たらない」ことが多い(笑)それだけ難しい事なんでしょうが、相場は人の行く道の逆を行きたがるというのもまた相場の真理ですね。だから優秀な予想屋が外れるのは、皆んながその想定をそうだと思ったらその逆をやれば儲かる事が多いからです。10年単位の長期スパンで相場を予想した場合はこの10年のような長期上昇相場において逆をやったら大負けします。しかし、上げすぎなほど人気の出た株などはいずれ修正されるのと同様に、楽観的になりすぎた投資家が大勢を占めたとき、相場は反転するんです。今はまだそこまでではないと思っています。だからと言うわけではないのですが、持っていないと資産が増えないことになるんです。

その一方で、今や左翼系の国となったドイツの株でさえ史上最高値を更新しています。政治体制は株価に影響しないんですかね。経済(だけ)は資本主義ってありなんですかね。中国などまさに方向転換しようとしているじゃないですか。そうした動きも今後世の中にどんな変化をもたらすのでしょうか。色々と分かりづらい事になってきているのでしょうか。たしかマルクス資本論で言っていたのは、大まかにしか分かりませんが、資本主義から社会主義へ移行し、最終的に共産主義となる、ですよね。ソ連崩壊から共産主義は破滅したと言われて久しいですが、ところかどっこい中国のやり方はまさにマルクスの描いたようになろうとしていませんか?資本主義的に経済を興してきましたが、人民の所得格差を生み出し一部の長富裕層を生み出しただけとなり、資本主義の悪の部分を指摘し、「共産主義者(?)」である共産党がその改革をする事で人民に公平感をもたらすようにしていませんか?そしてやはり共産党の指導の下で適正な社会主義が全う出来るとしているようにしようとしていませんでしょうか。マルクス社会主義共産主義へ移行する一段階に過ぎないとしています。そうなると、遠い将来は中国共産党のような一党独裁政権も消滅する事になると思いますが、そこら辺はどうなのでしょうかね。独裁する為にこうしているのならば、純粋な共産国家にはなれないはずです。体良く共産主義を掲げ、その実人民支配構造を作り上げ、党幹部が絶対の支配権と富を独占することにしようとしているだけなのではないですかね。だとしたら中国は最悪の国家となりますね。もし、純粋な共産主義国を目指せるならば、逆にこれ以上良い体勢はないと言う事になります。そして、勝手な誇大妄想ですが、今市場でも言われているWEB3.0が猛スピードで進化してくると、時代はどんどん「個」の時代となって行くと言われています。つまり、これまでの中央集権型社会は終焉を迎え、個人情報を含めた個人の財産や個性といったものはより個人に属するものという価値観が台頭してきます。ブロックチェーンを使ったシステムは支配構造を破壊する事に繋がります。そうなると待っているのは純粋な共産主義社会となるのではないでしょうか。かなり飛躍した話ですが、私の足りない頭で考えた将来像はそんな事を思ってしまったんです(笑)何となくですし、まだ先の話となるんですが、目指しているところってそんな感じなのかなって朧気ながら感じています。

なんだかつまらない妄想話となってしまい申し訳ないのですが、皆さんはそれぞれどんな未来を想像してますか?

さて、今月も後半戦となりました。ヘタをするともうすぐ年末の声を聞くようになりますね。株式市場は心配しなくても上がると思いますから、精々頑張ってまいりましょう。それにしても朝の冷え込みがキツくなってきました。昼間はかなり気温が上がりますので大変ですが、風邪など召さぬようお気をつけください、それでは。

 

追伸 孫は可愛いね💕