株歴30年生の雑感ブログ

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米国株高値更新続く!

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は連騰となりました。

NYダウ   +39.24   35405.50

NASDAQ     +22.06          15041.86

S&P500       +9.96             4496.19

VIX指数       -0.43                  16.79

原油            +0.49                  68.03

為替                                       109.98

 

アメリカは今日も高かった、NYダウはあの3日続落から上げっぱなしですよ。

ナスダックもS&P500も連日の高値更新を「続けて」います、これって凄いですよね。

そろそろ一服するよねぇ~って見てみると今晩からジャクソンホール会議開催じゃないですか。わざとらしいって? わざとですよぉ・・・ この前までジャクソンホールがあるからって言うんで調整色を出していたっぽかったじゃないですか。それが一転してそれに向かって上昇し始めちゃってますよね~。

こうなると来週以降の相場、つまり実質的に9月相場はどうなるんだろうって考えちゃいますよね。

 

7月の米耐久消費財受注の速報値が予想を上回ったことで金利が少し上昇しています。いつものことであり、当然の動きなわけですが、毎回毎回飽きもせず良ければ上昇、悪ければ下落といった金利の動きも何となく出来レース的なものを感じてしまいます。もちろん経済統計の結果によって生じることなのでそこに嘘はないというのは分ってはいるんです。でもよくもまぁこの動きを半永久的にやれるよなって、ある種の感心を帯びるんです。

それでもって、今週金曜日にはジャクソンホールでパウエル議長の講演が決まっていて、その次の週末には8月の雇用統計の発表です。重要な指標や会議が控えているにも拘らず各統計の数字に応じて金利が上下することは果たして意味があるんだろうかと思ってしまうんです。取引金額の桁が違い過ぎる事から生じる儚い疑問なのは分かっています。分かっていますが金額が大きいとそれほど売買をしないといけないのでしょうかと余計なお世話をしてしまいます。

 

しかしこの金利の動きが株式市場には大きく影響を与えます。だから気になるんですよね。関係ないならみんなそれ程気にもしないでしょうね。でも金利の上下は株価の上下に直結するものなので重要なんですよね。世の中お金がモノを言う時代です。そのお金について敏感になるのは当然と言えば当然なことですよね。

その金利を操るのがFRBであり、パウエル議長はそのトップなんですよね。何を話すかってみんな気になりますよね。私の予想ではテーパリングの事については今回は触れないのではないかと思っています。影響が大きすぎるし、実際にまだ金利政策の変更をするほど経済もケ部子規も強くないと思うからです。

もし好景気で需要が供給をかなり上回っているというなら話は別ですが、そこまででも無いなら金利は上がることは暫くはありません。

 

結局いま米国は空前の「高圧経済」をイエレン財務長官と、その部下でもあったパウエルFRB議長のコンビで実現させているわけですよね。

 

超低金利にプラスして貨幣の大量供給という財政出動をセットで継続的に行っているという事です。いくらコロナがあるとはいえ、低金利と貨幣の供給をやり続けたらそりゃあ株価は上がるしかないし、結局テーパリングがまだ行われないとしたら逆に高圧経済は継続されるという事なんですから、もっと株式や物価は上がってしまうという事でしょう。

かのMMT理論を使えば、インフレが起こらなければいくら紙幣を刷っても問題ないし、紙幣を刷ったからと言って政府も破綻しないという理屈なんだから、足らなければまた経済統計を見ながら紙幣を刷りまくりという状況が続いて行くと考えても良いという事なんでしょうね、よう知らんですけど。

 

「ほどほど」という言葉がありますが、欧米人は行くとこまで行かないとダメな人種っぽいですから、こうした言葉は嫌いそうですね。やるならとことんまで、破綻するまでやってしまう。そして最後のババを誰が引くのかある意味楽しんでいるのかとさえ思えます。そんな無謀なことをしていると仮定してしまうと、この株高も実は狂気の沙汰という事でしょう。狂気には狂気でしか対応できませんので、次に来る時代を想定して事に当たらなければならないでしょう。

そして次に来る時代とは、実のところ共産社会なんではないでしょうか。世界を支配するための計画は陰謀論を含め様々あります。しかし、新たな全く考えもしないようなやり方と言うのは中々難しいものです。やはりかつての成功した時の手段の応用でしか無理だと思うんですよね。だとすると想定できるのは、今世界に多く誕生したお金持ちの大半が破産するほどの恐慌や暴落を起こすことですよね。株式の大暴落や経済そのものの恐慌がやってくることでそれは可能です。

陰謀論的には気候変動や食糧危機の勃発、そして紛争による難民、更なる疫病のまん延による難民の大量発生など、社会を揺るがす惨事を起こすことで「何か」を強制できる権力を「誰か」が持てるようになる。そうしたことで相当な資産を没収したり略奪する事が結果として合法的になり立ってしまう。そうした社会になって行くことも想定できてしまいます。現在行われているワクチンのパスポートや証明書の義務化などはその前哨戦のように思えますね。

そうしたことも頭の片隅に置いておくことは必要なんじゃないかと考えています。これは陰謀論を好むとかという話ではなく、今時点で起こっている事に対しての捉え方だけでなく、株式市場をどう見るかにも大きく関わってきます。まだ上昇相場は継続されるでしょう。それもまだ相当高くなる可能性があります。そうしてみなが楽観的、あるいは享楽的になったところで最大の暴落が起こり、経済は崩壊するという事になるかもしれないということも想定する必要があるからです。

今はまだそれは杞憂に過ぎないかもしれません。でもいずれは起こるものです。暴落のない株式相場はこれまでありません。必ず来ます。でもそれが何時でいくらなのかが分からないだけです。

 

少し暗い話になったかもしれませんが、それまでは素晴らしい上昇相場が継続されるわけですから、その間にも出来る限り稼いでおくというのは楽しいじゃないですか。

これからもそうした上昇相場は続きますから楽しんでやっていきましょう、それでは。