おはようございます
昨晩の米国株式市場は続落となりました。
NYダウ -522.45 30183.78
NASDAQ -204.86 11220.19
S&P500 -66.00 3789.93
VIX指数 +0.65 27.81
原油 -0.59 83.35
為替 143.91
FOMCは予想通り0.75%に利上げという結果になりました。なったんですが株価は引けにかけて大幅安となりました、何故なのでしょう。結局のところ、FOMCで話し合われた内容なんでしょうね。FF金利はこれからも上げていく、GDPは見通しを下げていく、これってどういう意味ですかってことですよね。まさに今起こっている長短金利の逆転現象が今後更に大きくなるという事じゃないですか。今でさえ短期と長期の差はかなりのものになるのに、今後もっと金利差の逆転状況が付いてくるとなると、普通に考えてリセッションとなるということですよね。政権側はしきりにリセッションを否定していますが、そんな言葉の問題ではないという事を市場は言っているとも言えますね。これでは株式投資をする意味はなくなってきますね。というか下げようとしている風にしか見えないと思います。ですから暫くは下落相場になるとして、次の買い場をどこにするかという意味でしか株式相場を見なくなりますね。そうなると株価なんて簡単に下がる事になります。中間選挙の過去の傾向も気にはなりますが、やはりここまで来ると一旦撤退するしかないんじゃないでしょうか。今回の会見で、FRBは自ら決めたQTを実際にはその通りに実行していなかった事を認めました。これとて、そうしないといけないはずのことをせずに、利上げをしてまでインフレを抑制するといったコメントを発している時点で、矛盾したことをしているのではと勘繰ってしまいます。ここまでくると、さすがのFRBもどうかしてしまったのではないかと思えてきます。元々そんなもんだったのかもしれませんし、前にも書いたように、何かしらの「チカラ」が働いているのかもしれません。将来的に景気悪化を示唆している長期金利の状況をみて、それを無視するかのように短期金利が上昇しているのには、違和感と共に腕力的なものを感じます。これで、もうNYダウが30,000ドルを割れるかどうかなど議論する話ではなくなったと思います。これからはどこまで下げるのかという事でしょう。普通に考えたら、年初の36,952ドルの史上最高値から6月の30,000ドル割れと同幅下げとなる27,000ドル辺りと考えるのが妥当な線ではないでしょうか。ロシアの核兵器を含めた紛争の混迷化を考慮すると、更なる下値も考えないといけないのかもしれません。もっと嫌な事を言いますと、第三次世界大戦への発展となり得る可能性も考えないといけないのかもしれません。仮にそうした弱気で臨むとすると、どう運用するべきかなんですが、普通に米国債を持つか、ベア型投信などで下げで儲けに行くかですよね。どこまでやるかという事ですが、いずれにせよ基本的にはいつでもキャッシュ化できるようにしておくことでしょうね。これからのほうが大変なのかもしれないです。
さて、ここへきて日本国内で、事件事故が増えてきているように思います。隣人による殺人や水の事故など、毎日のようにお亡くなりになる方が後を絶ちません。特に犯罪に巻き込まれてしまうと不可抗力的に、一方的に被害を被ることにもなりかねません。陰謀論的に考えると、世間での治安悪化を出すことによって、例の統一教会問題などけら目を逸らそうとしているとも見えます。天候も不順ですし、景気も悪いとあれば、人間の心理状態も良いはずもありません。それでも何とか心を平静にして、落ち着いて行動することを心掛けて巻き添いなど食らわないことや、自らが行為者にならないように気を付けてまいりましょう。明日から天気はともかく三連休となります。心と身体を良い方向に持っていきたいものです、それでは。