株歴30年生の雑感ブログ

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米国株3指数とも上昇

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は3指数とも上げました。

NYダウ   +15.53     35515.38

NASDAQ      +6.64             14822.90

S&P500        +7.17              4468.00

VIX指数         -0.14                  15.45

原油              -1.06                   68.03

為替                                         109.59

 

早くもジャクソンホールに向けて小動きな展開となっているのでしょうか(笑)

何を言っても一応米国市場は史上最高値更新となってはいますがね、終日小動きに終始していました。これってミシガン大学の消費者信頼感指数が悪かった事の消化不良と解釈すべきですかね。

要は消費者心理は思ったほどには良くないという結果となって金利は低下しました。景気にとっては良いとは言えない数字ですから、金利が下がるということは自然な動きといえます。その一方で株価からしたら金利低下は買い材料なわけです。当然ながら景気が今後悪化の道を辿るならば株式も下落へ向かいます。しかしながら、景気は根本的には後退せず、各種政策の発動によって景気後退は回避されるのであれば金利低下は買いとなります。

 

まぁ言えることは引値ではプラスを保ったものの、高値圏であるということも合わせると何となくの水準に落ち着いたということですね。

 

これって今が強気相場の真っただ中だからこうした動きになっているだけです。

もし、既に下落相場となっていたとしたら結構下がるはずですよね、政策の催促的な意味も込めてね。日本株を見てきた我々にはある意味なじみ深い動きとも言えますね。

しかし米国市場においては、資金が潤沢にあって金利が低いことによる株式市場の強気はまだしばらく続くと思っていますので、本来なら調整しても良いはずの材料も、金利が低下した事で買い材料と化していると言ったところなんでしょう。

え~~、ある意味危険なことでもありますけどね、でもお金があるから買えてしまうし、買わないと儲からないという心理の方が働きやすい状況ということですね。

 

先日話題にした暗号資産もまた上げてきましたね。

円価格でビットコインは520万円台となっていますし、他の暗号通貨も軒並み5%~10%近く上昇しています。いつもながらいつ何時急変するか分からない分野ですから、上がったと言ってぬか喜びしている場合でもないんでしょうけど、米国金利が低下すると上がりやすくはあるんでしょうね。

 

そしてインド株も然りです。

昨日も2指数とも1%強上昇していました。これって結構強いですよね。特にこの1年、コロナショック後の相場において強烈に強くなりました。中国をいずれ越える国と言われながら中国と大きく水をあけられていたわけですが、コロナ発生からの中国への不信感はインドに目を向けさせたということなのかもしれません。

ただ、これらの新興国は米国と言いますかウォール街の戦略1つでどうとでもなるものである事は今も昔も変わらないと思いますし、むしろその傾向は強まる一方といえますよね。

 

そんな感じでみていくと我が日本の株式市場はやはり迫力不足感が否めません。それもそのはずですよね、って実は菅政権がダメとかマスコミがダメとかではなくて、もう日本国がどんどん他国に利権や土地を買い荒らされるようになってしまっているということです。グローバル企業は自分達の采配で世界のどこでも能力さえあれば生き残れるのでしょうけど、「国」ということを考えた場合、こういくつもの重要なインフラにまで法律を改正してまで外国企業などに参入させやすくされたら、日本株だっておかしくなりますよ。

 

だから「そもそも論」なんですよね。

 

国でも個人でも土台がしっかりしていなければダメなのに、その土台を自らの手で破壊しようとしているとしか思えないんですよね。つまり個人ベースで例えると、美味しい水を飲みたいと思っても飲む権利を他人が持っていて、泥水を飲むか我慢しろと言われたり、服を買いたいと思ってもサイズ違いしかお前には売らないとかって感じですよ。

つまり自分の事を自分で決められなくなるということ。

そんな国になって行こうとしているとしか思えないんですよね。そんな国の株式を持ちたいと思いますか。私からしたら株式以前の問題なんです。もういい加減日本が本当の意味で独立した存在とならなければいけない時期にきています。そうしないと本当にそう遠くない将来に厳しい現実を目の当たりにさせられる可能性はあると思っているんです。

それが杞憂であればいいです、「お前臆病だな」って言われるくらいなら何でもありません。しかし、今のこの国の現状を見た場合、与野党の政治家と企業と行政はほぼ支配されており、その上にマスコミも支配されている状況です。だから大半の日本国民は自国の実体に気が付いていないのです。本当は会社から帰宅してテレビを付けてバラエティなんか見ているような状況じゃないのかもしれないです。

最も問題なのは、サラリーマンだけじゃないですが、仕事してそれで終わりっていう感覚なのかもしれません。仕事をする上では様々な利害関係があり、儲けてなんぼの世界であり、利益追求をしないと負けてしまいます。だから懸命に働くんですが、本当はそれだけで一日は終われないということなんだと思うんですよね。

 

そうして働いた結果、裕福な方もいるでしょう。しかし、それは続かなくなるということを言いたいわけです。今でさえ高率な税金をかけられ、社会保険料もバカ高いじゃないですか。でも天引きされるから思ったほど騒動にならないし、自分だけ騒ぐわけにもいかないです。

会社経営者で年収が多い人、資産家で地代や配当といった不労所得が潤沢な方はいいでしょう。でも大半の方はそこまで余裕などあるはずもなく、生きていく為には何かしらで稼ぎ、そこから税金などを払い、そしてローンの返済や教育費などを支払い、公共料金や光熱費など多くを支払ったのちに残ったお金で暮らしていくわけです。どこまでいっても強気で出る以上に稼げばいいんだって言える人ばかりなら良いのですが、それってほぼ全員がそういう気持ちだとしても結果はそうならないですよね。いわゆる負け組が必ずでてしまう。それはそれで競争社会なんだから仕方ないという人もいるでしょうね。確かに、そういう一面もあります。

 

しかし、じゃあその勝ち組は日本人じゃなくて中国人や欧米人ばかりとなったとしてもそう言い続けるんですかって話なわけです。

このままいくと、今多少余裕のある暮らしをしている人も、いやむしろその余裕を狙われると思った方が良いと思うんですよね。つまり合法的に(法律を替えさせたり)して搾取できるように日本国を作り替えることが既に出来ているということなんです。実際には外人の土地取得の制限も事実上無いですし、種子法・種苗法も変えられ、未だに首都圏の制空権は米国にあるわけです。

これってほぼみんな外圧なんですよ、中国云々ではなくて、むしろ米国をメインとした欧米企業などが政治にプレッシャーをかけさせて自国のものを売りやすくさせているわけです。これでいくと日本の農業も近いうちに立ち行かなくなり得ます。

こうしたことをもっと知り、その上で適切な処置を施せるように政治を変えていかなければ、現状相当マズい状況になりつつあると思います。

 

株式の話から最近はこうした内容になりがちですが、やっぱり心配なんですよね、株式以上に今の日本の現状が・・・

 

4か月前にこんな私にも初孫が出来ましてね、そのあどけない無邪気な顔を見ているととても可愛いのですが、一方でこの子らの将来を考えた時、どうしようもない不安感が襲ってくるんですよ。

私は何度も書いておりますが、米国大統領選挙と新型コロナのことである種の「気づき」を得ました。物事の表面しか見ていなかったと言うか、マスコミの報道や政治の問題などハッキリ言ってあまり関心が無かった。しかし、あまりにも露骨な違和感にやっと気が付いたということなんです。私ですらそうなんだから他人様なんかとっくに気が付いているんだろうと思って見てみると、実は殆どの人がおかしいとは思っているものの気が付くまでには至っていないんです。

 

それが怖いんです。

 

大きな力が働いているのですが、大きすぎて気がつかない。

モノによっては・・・?

コトによっては?

 

自分や自分と同年代では「常識」であったことまで「嘘」だったということにもなりかねない程、今まで普通であった事も実は間違った理解であったということに気が付いていないんです。

毎日は昨日とほぼ同じことの繰り返しで、今日も頑張って働かなきゃという日々を過ごしている中で、そういったことに目を向ける余裕はないですよね、私もそうでした。

「そうでした」って言うとまるで私はみんなとは違って「分かった」人みたいに聞こえるかもしれんせんが、そういう意味ではなく、私もまだ気が付いているとまでは行けてないのかもしれません。言い方を変えれば、どこまで理解したら「分かった」と言えるのかすら分かっていないという風になります。

 

この先、自分の人生も続くわけですが、それよりももっと先まで生きるであろう子孫たちが苦しい状況に追い込まれるようなことがあってはならないと思いますよね。では、その為にはどうするべきか、答えはハッキリとはしているんです。

 

「声を出す」

 

これですよね、みんなが声を出せば、その声は政治家や行政にも届くんです。というかそれしか一応民主主義の世界で庶民に出来ることはありません。声を広く国民に届け共感を得るためには有名人などが先導したり、心あるマスメディアがキチンとした報道をするなりしないと個人ではかなり難易度が高いです。しかし、それでもやっていかなければ何も変わらないですよね。こうした事を少しでも発信していく事も、微力にもなりませんが、それでもやらないよりはマシだと思って続けていこうと思います。

 

 

長文・駄文となってしまいましたが、そんな思いが強くなる日々なんですよねぇ・・・

雨が続いて嫌になりますし、場所によっては災害に発展するような事態にもなっています。被災されている方にはお見舞い申し上げますが、被災されていない方も充分に気を付けて下さい、それでは。