おはようございます
昨晩の米国株式市場は上昇となりました。
NYダウ +105.11 42866.87
NASDAQ +123.75 19714.99
S&P500 +32.93 6038.81
VIX指数 -0.21 16.95
原油 -0.57 64.72
為替 144.84
気がつくとVIX指数は20を切って、16ポイント台まで低下していますね。これからはトランプとイーロンの確執はあっても、そしてロシアウクライナの停戦が無くても、米国株式市場は上昇していく事を示唆しているのでしょうか。まぁそれならそれで良いのですが、結局のところ株式市場は、米国発の関税政策に決着を見ないままで上がっていってしまうんですかね。何だか何でもありなんだなって改めて思いますね。その意味では、株式って一度織り込んでしまうと、あとはどうでも良いんですよね。つまり、その悪材料はもう織り込んだんだから、もういいでしょってな感じです。要は織り込むという事は、株価が下落し、場合によってはドル安・債券安なども伴っていれば、「みんなもういいね、分かったね、後でくちゃくちゃいうなよ!」みたいな感じで、実際には問題が解決してなくても株は上がり始めるんですよね。株とはそういうものだって言われればそうなのかもしれませんけどね。そうした茶番劇みたいなことが実際に起こって、そしてまた上がるんです。ただ、一方では米国の政府債務残高が驚異的であり、このままでは米国政府が窮地に追い込まれる、みたいな話も出すには出しているんですよね。でもその話は株式市場では黙殺されているように見えます。昨晩も3指数上昇となりましたが、こういったのが結構重要なんですよね。地味に上がるというか、交渉待ち、統計待ちにも拘らず、株式市場は上がっているんですよね。しかも3指数だけでなく、ラッセル・半導体指数・FANGなど軒並み小幅上昇です。つまりは様子見とはいえ上昇傾向なんですよね。これで交渉も統計も悪かったらまともに下がると思うのですが、意外と上手く行ってしまうと予想している感じじゃないんですかね。裏読みをすれば、小幅でも上げておいて落とすなんてことも十分あり得ますから、こんなところで乗るのは怖さしかないですね。もっとも、基本的に米国経済が良好なんだとすれば、政府債務はいったん引っ込むことにもなりますね。破綻とか基本は無いですし、株価はインフレ傾向が続く限り基本上昇だと思っていてほぼ間違いないですからね。
今日も雨が続きますね、外出予定がある時に限って雨なんですよねー、まいった、それでは。