株歴30年生の雑感ブログ

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世界の株価はなぜ高い⁉︎

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小幅安となりました。

NYダウ   -129.83   34288.64

NASDAQ     -25.12            13791.65

S&P500       -8.77                4446.82

 VIX指数         +0.53                   14.11

原油               +2.13                   71.92

為替                                         144.67

 

独立記念日の休場明けとなりました米国株式市場ですが、小幅安になりました。GAFAMはまちまちでしたが落ち着いていたと言える展開でした。ここへきて米国金利は再度上昇を始めましたが、そんな環境でも株式がこの水準にいれるという事が、やはり私には理解できない所です。2年物利回りが5%に迫ろうとしているのに、10年国債が4%に迫ろうとしているのに何でNYダウは34,000ドル台でいれるのか分かりません。そうした意味では欧州株式市場も同じことが言えるのではないでしょうか。今話題のフランスですが、株式市場は別世界のようです。あれだけ国内で暴動が発生し、見る限りしか分かりませんが、フランス全土にその火は広がっているようです。それも首都パリ市内でもいくつもの町で暴動が起こっているようじゃないですか。そんな国の株価がどのような位置にいるかというと、フランスCAC指数の高値は4月に付けた7577ポイントですが、昨日の終値は7310.81であり、まだまだ最高値圏におります。他の欧州株式市場も同様なんですが、ほぼ最高値に近い水準となっています。金利を上げるとインフレが収まるのは分かりますが、それは景気悪化をします事と同義なはずです。物価の高騰は良くありませんが、だからといって株価が上がるのはおかしくはないでしょうか。日本のように金利が低いなら、貨幣価値の低下が株高となる事で分かるのですが、雇用情勢が良いだけで、あとはあまり良いとは言えない中での株高はやはり矛盾している感じを受けますね。

一方で日本株ですが、日経平均株価は33,000円台で揉み合いとなっています。米国が休場だった事もありますが、これまで一本調子で上がってきていたわけで、まぁ当然の一服という事でしょう。大きい意味では日経平均の3万円台固めなんでしょうし、金融政策が大幅に変更されない限り、そして何よりも外国人が売らない限り、日本株は上値を狙っていくものと思いますね。米国株式市場がマイナスで返ってきたことをどう反応するか見ものですね。

今朝の関東地方は雨模様ですが、それも朝だけのようです。雨が止むとその後はまた暑くなると言ってました。熱中症などには気を付けてお過ごしください、それでは。