株歴30年生の雑感ブログ

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米国株は上がるんだ、何で?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は上昇となりました。

NYダウ   +297.01   41393.78

NASDAQ    +114.30          17683.98

S&P500      +30.26              5626.02

VIX指数       -0.51                    16.56

原油               +0.27                   69.24

為替                                         140.90

 

昨日の米国株式市場は続伸となりました。上昇の理由は、大幅利下げ期待だと言ってましたね。で、何故、大幅利下げ期待かと言うと、ダドリー「前」NY連銀総裁が50bpの利下げを実施する強い根拠があると言ったから、または、ウォールストリートジャーナルなどが、FRBが0.25下げか0.50下げかで悩んでいると報じたから、と言われています。それって、私からすると?マークが沢山湧いてしまいます。他にも理由があるのかもしれませんが、ぱっと見だとそれらしい上昇理由は見つけられませんでした。こういうとこありますよね米国株式市場って。要は訳が分からないけど、取り敢えず上げた、みたいなね。ついこの前雇用統計とかCPIとかの発表があって、景気はそれほど悪くないから、利下げは0.25%になりそうだと言ってたばかりですよね。そしてそういう話がまかり通った中で株価は上昇したんですよね。それなのに、今度はハッキリしない大幅利下げの話でもやっぱり上がるんです。なんか矛盾し過ぎじゃないですか。これだとどんな理由でも上がる材料じゃないですか。それって裏返すととっても怖い状態に見えるんですけど、私はビビり過ぎなんでしょうか。

米国債券市場も利回りは少しですが上昇してました。つまり金利が高くなったんですよね。FRBの高官が、利下げをする強い根拠があるといっているのに、債券は金利高となるんですよね。これも何かおかしいと思わされる材料なんですよね。0.5%も利下げをする強い根拠って何なんでしょうか。一般的に景気後退を示す何かがあるか、インフレ率が想定以上に低下したか、くらいですよね。それだと少なくとも金利は高くはならないと思うのですが、これもまた何か上がるだけの理由が他にあったのでしょうか。特に、2年国債の利回りが0.3%上昇して3.587%だったのですが、0.5%利下げをするような話が出ているのに、逆に金利が高くなるのはおかしいですよね。もしかして中国など米国債大量に保有している国が、大量に売却でもしたのでしょうか。需給的な問題で、米国債が売られたために結果として利回りが上昇したってだけなら、時間が経てば収まるべき利回りに落ち着いていきます。それなら何の問題も無いのですが、そうでないなら不思議な動きですよね。

今日は3連休の初日ですが、また猛暑日となりそうです。16日は私の実父の一周忌なんですが、その日は雨の予報が出始めました。そういう時はやはり晴れて欲しいんですよね、暑くてもね。ま、日ごろの行いが良ければ、お天道様も晴れにしてくれると思っています。ただやっぱり暑さは厳しいですので、真夏と同様の水分補給をして体調管理に抜かりなきよう心がけたいものです、それでは。