株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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統計の予想って、もしかしていい加減?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反落となりました。

NYダウ   -127.93   33926.01

NASDAQ     -193.86          12006.95

S&P500       -43.28              4136.48

VIX指数       -0.40                    18.33

原油            -2.65                     73.23

為替                                          131.19

 

毎月第一週の金曜日は雇用統計の発表日として注目の一日となっています。昨日も市場予想に対して実数がどうなのかと気になっていた事と思います。しかし、予想(18.5万人)に対して発表数字は51.7万人でした。前月が26万人増だった事を考えると、前月の2倍であり、予想からは3倍にもなります。何でこんなに予想と乖離が起こるんでしょうね。前後10%くらいの違いであればまだ誤差の範囲かもしれませんが、何ゆえに予想数字はこんなに少ない数字だったのでしょうか、むしろその理由を知りたいです。まぁ大手ハイテク企業があれだけリストラして来れば求職者も増えるでしょうし、中小企業からしたら、そうした大手から炙り出された人材は中小企業から見たら優秀な人材でしょうし、彼らを獲得するチャンスでもあるということだと解釈していますけどね。そうすると、これまで中小・零細で雇われていたもう少し劣る社員やパートさんらは解雇されていく対象となるのでしょうね。そういう連鎖みたいなことを経て、景気と言うのは着実に悪化していくと思うんですよね。そうして気が付くと失業者は増加して、景気はさらに悪化するという負のスパイラルに陥っていく事になるんでしょうね。そうならないで、どこかの段階で調整が済んできてまた好景気になってくれれば良いのですが、やはり「インフレ」の一言で金利が高止まりする事で景気悪化は進んでしまうという事になりそうですね。以前から申し上げている通り、金利が低下して株価が上がるというのは本物の上げではないと思います。それでも金利が低下し続けるという過程であれば良いのですが、そうした現象は一時的なものであり、景気が良い方向へ行かなければ株は下がるものです。これから向かう先は取り敢えず不景気の方向ですから、業績悪化を含め株式市場が元気よく上がっていく状況は短期の中間反騰みたいなもんです。あまり今の上昇場面で喜ばない方が良いと思いますね。むしろ、もし逃げ遅れている方からしたら戻り売りのチャンスが来ていると思った方が良いのではないでしょうか。戻っている内が売るチャンスなんです、下がる時は暴落みたいに下がりますからね。そうなると余計に売りづらくなりますからね。

中国がまた余計なことをやりました。気球を「誤って」米国上空に侵入させてしまったとの事。民間のものと言っているようですが、偵察気球を米国内に送った事実は変わりません。イチイチ面倒で狡猾な中国は本当に嫌な国ですね、ただしれだけ。

さて今日も寒いですが、皆様昨夜は恵方巻は召し上がりましたか?豆まきはしましたか?年の数だけ福豆は召し上がりましたか最近はそうした伝統的な事を省くようになりがちですね。日本のそうした伝統をもっと大事にしたいですね、それでは。