株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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2023年大納会

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。

NYダウ    +53.58        37710.10

NASDAQ         -4.04          15095.14

 S&P500         +1.77            4783.35

VIX指数          +0.04                12.47

原油                -2.06                 72.05

為替                                       141.36 

 

昨日の日経平均は小安く終わりましたが、どちらかというと小型株に利があっようです。東証グロース指数は10月下旬に反転し今月下旬に2番底を付けたようなチャートを見せています。日経平均がマイナスで推移する間も小型株はそれなりに上がっている銘柄が多い感じがしました。もちろん、「感じ」なので確証のような、これで小型株がドーンと上がるなんて断定的なとこまでは考えておりませんが、でも大型株とは違う動きだなとは思いました。小型株は上がる時も下がる時も早いですからね、逃げ損なうと結構な損失となります。そのかわり、うまく乗れると短期間でかなりの利益を生み出してくれます。チキンだと持ちきれませんが、それなりに胆力のある方ですと大きな利益にもなり得ます。そうしたのが株の醍醐味だと仰る方もいるくらいですね。倒産株価と言われる100円未満の株などもそうした醍醐味の一つです。今週もJDIは瞬間16円をザラ場で付けたんですが、それを買うのは難しいですけど、18円では普通に買えました。昨日の終値は23円ですので、10万株を18円で買えた人は180万円が昨日現在で230万円になっている事になります。たった1日2日で50万円儲かり、利益率からしたら相当なものですよね。当然ですが、「倒産株価」というだけあって、いつ銀行が見切りをつけられるか分からない怖さが隣り合わせな状態である事は言うまでもありません。ですから、当然ですがオススメする投資スタイルではありませんが、買う段階で下げている株を買うリスクをどれだけ取れたかが、見返りに直結するのが株式投資の一面である見本のような話です。実際買うかどうかは別にして、そうした事を考える意味では良い手本と言えるかもしれません。

為替が円高に振れてきました。ドルが売られてるとも言えるわけですが、金利が上昇していても売られるんですね。一時140円台に突っ込んだのですが、その後141円台に戻して落ち着いております。株が上がったのですが、その理由は利下げ期待と言ってます。それでも為替相場はドル安なんですよね。ドルインデックスも知らぬ間に100円台まできています。これはドルが他の通貨に対しても弱くなっている事を意味しています。日銀が低金利政策を解除する想定が根強く残る中、円が高くなる事は想定されますので、円高はまだ分かりますが、ドルインデックスが下がるのは少し気になりますね。

さて、米国株式市場は小幅高となりますが、今年も史上最高値を更新するなど、堅調と言わざるを得ない相場展開となりました。現実の米国景気が本当に良いのか、大統領選の思惑がかなり入り込んでいるのか分かりませんが、私にはついていけない相場でした。未だに長短金利差は正常化せず逆転したままですが、これが正常化するまでは来年も米国株は暫く高くなり続けるのかなと思います。イスラエルハマス掃討を理由にパレスチナの地を荒らし、下手すると占領するのかと思われますが、そんな事をしたら世界から相手にされなくなる事は自明です。どんな風に収めていくのか見ものですが、事実上無差別的な市街地でのやり口は非難されるべきものになりつつあると思います。結局は人殺しを続ける事と同じ事をしている事になりますので、蛮行は許さない姿勢を各国が示さないといけないと思いますけどね。

さて、今年も今日で大納会を迎えまして、最終日となります。米国株式市場はまだ続きますが、日本は最後ですね。その意味では今年一年お世話になりました。このブログは米国に合わせてやろうと思っていますが、取り敢えずお疲れ様でしたと申し上げます、それでは。