おはようございます
昨晩の米国株式市場は調整となりました。
NYダウ +111.19 37656.52
NASDAQ +24.60 15099.18
S&P500 +10.62 4785.37
VIX指数 -0.50 12.49
原油 -1.69 73.88
為替 141.86
今年もあと2日となりました。損益通算は終わりましたし、米国の動きは日本が年末年始で休んでいる間にそれなりに動いてしまいます。毎年のことなので大した事ではないのですが、それでも下がれば新年は下げから始まるのかとどうしても思ってしまいます。それが普通の感覚なんだと思いますが、AI投資が普及しだすとそうした感情は無くなります。近い将来、運用はAIに任せて我々はAIが生み出す富を享受しながら、明るく楽しい年末年始を過ごせるようになるんでしょうかね。日本には年末年始という特別感がありますが、米国など諸外国にはそうした風習はありません。「年末年始」なんていうのも、AIからしたらただの1日でしかなく、日にちがただ単に変わるだけなんでしょう。そんな事を特に考えもなく思っていると、ふと思ったんですが、そもそも合理的機械的に数字の変化をデータベース化して、そこから運用の指図をしていくって、その結末はもしかして運用難になりはしないでしょうか。コンピュータが数字を拾いデータ化しそれを基に運用するんですが、それがどんどん蓄積されていくと、皆んな同じようになるんじゃないかなんて思ったりします。ちょっと稚拙で短絡的な想像なのは分かっているんですが、様々な分野でAIが使われ、それらが最適解を求めて運用されるんですよね。何が最適なのか、当初は各分野で異なるのかもしれませんが、時間の経過と共に段々と集約されてしまい結局は同じようなものになってしまう気がするんです。そして、そうなる時間がかつて無いほど早くなっていくので、我々ではついていけなくなるんじゃないかと思うんです。いくらコンピュータが高性能になっても、世の中の全ての事を数値化しデータ化するのはあまりにも膨大であり、そんなに簡単には実現しないと思っていますけど、そうした考えが情緒的であり感傷的な想いであって、コンピュータはそれがAIであれ何であれ、そんな事は微塵も考えずにただただ黙々と計算ばかりしているだけの存在です。なので運用はほぼほぼ同じような結果となるのではないかと思ってしまうんです。もちろん、株式市場は時々刻々と変化しています。でもそれを扱うのがAIとなると、やっぱり同じような運用になると思うんですよね。それでうまくいって皆んながある程度資産を持てて豊かな生活が出来るならそれが良いと思います。今よりもっとAIが進化したら、そんな人間の欲をも越えてしまうのかもしれません。
取り止めのない話となりましたが、米国株式市場は小幅高でした。FRBの金利低下を織り込んだ事が小高い動きの要因のように書いてました。もう年末なので良いですが、確かに米国債券市場は利回り低下してました。ドル安になる中株価は堅調だったという事でしょう。どうやら米国株式市場もこのまま年を越す感じになってきました。日本市場は明日が大納会ですね。あと少しで今年も終わります。風邪など召さぬようお過ごしください、それでは。