株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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FOMC動かず

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続伸となりました。

NYダウ   +221.71   33274.58

NASDAQ    +210.23           13061.47

S&P500      +44.06              4237.86

VIX指数      -1.29                     16.85

原油      -0.08                     80.94

為替                                        150.95

 

これが日経平均3万円台の相場なのか、という事なんでしょうか。最近の相場は上げ下げが大きいと思ってしまいます。バブル崩壊後から株式相場を知った者からすると、これまでの値動きよりも動く大きさを感じるんですよね。日経平均がせいぜい20,000円も行けば良かった時代でも500円上下することはありましたよ。でもその時って何かあって、変動率で見てみるととても高いんですよね。それが、分母が3万円台だとそうでもないんです、当たり前ですが。だから、昨日の700円強上がったのも、それ程のインパクトを感じちゃいけないのかもなとか思いだすんですね。そうなると、昨晩のNYダウ200ドル高も別に大した事はないし、何かが一つ違えば簡単に200ドル安になる程度の事なんですよね。とは言え、投信などの基準価格を見ると、それでも結構動きますよね。だから率としては動いていない事になるはずなんですけど、そうとも決めつけられないようにも思えてみたりするんです。要は数字と動きと自分の感覚が噛み合っていないように感じているんです。

さて、FOMCの結果、金利は据え置かれる事になりましたね。利上げを意識した債券市場だったのか、昨晩は買い戻されたようでした。問題はこれが景気後退を含む景気鈍化を示しているのか、それとも都合よくインフレが適度に抑制された好景気なのか、そこら辺にところですよね。楽観的に言えば、企業決算、金利、インフレ率、株価が良い状況にも見えますので、好景気と言えなくもない。しかし、それは金融当局などが地方銀行などに巨額の短期融資をしている事で保たれているとも言え、虚構なんだと言う見方もあるようです。果たして何が本当で事実はどうなのか、私ら小市民が知るよしもありません。でも、これまでの歴史を振り返ってみますと、早晩景気後退になる事はかなりの確率で当たっているのかなと思いますけどね。また、もっと大きな視点で見ますと、今後私が生きている間くらいの時間でですが、米ドルが基軸通貨でいれるかどうかも分からなくなってきているのかもしれません。これまでの数百年に亘る貨幣の歴史を振り返れば、確かに米ドルもそろそろかと思えてきます。今日の明日で他の通貨に取って代わられる事はまだ無いですが、ドル離れ、米国の弱体化が進んでいる中、危機感をもって世の動きをしっかりと理解していかないといけません。イスラエルが行動を起こした事で、そうした考えに少し現実味を持たされ始めたのかもしれませんね。

さて、日本はまた祝日となり週末になります。天気が良いので、紅葉など愛でに行くのも良い季節となりました。幸い天気も良さそうですので、この連休はまた混み合いそうですね。最近車の事故が増えているように感じますので、運転には細心の注意を払ってまいりましょう、それでは。