株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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ITバブル再来!?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場はマチマチ展開でした。

NYダウ   +113.89   34509.03

NASDAQ     -24.87             14113.70

S&P500       -4.62                 4505.42

VIX指数       -0.27                     13.34

原油             -1.62                     75.27

為替                                           138.82

 

昨晩の米国株式市場はNYダウはプラスでしたがNASDAQ、S&P500 とも小安く終えました。ブルームバーグの記事で『ナスダック100指数は「宴」の様相、ITバブルの熱狂再び』というのがありました。アラフィフ以上の方々はもれなくご記憶にあると思いますが、あの1998年から始まったITバブル、懐かしいですね。懐かしんでいる場合ではないのですが、その頃以上にエヌビディア・アップル・マイクロソフトなどを中心にハイテク株が賑わっているという話なんですが、NASDAQ100指数は年初から42%上昇しているとの事。ITバブルだった1998年と1999年はそれぞれ82%と100%だったと書いてあります。という事は、、、まだ始まったばかりということ? インフレがソフトランディングするという期待で、先に下落していたハイテク株がAIブームに乗って華やかに上昇劇を演じているという事のようです。チャートなどを見るとまさにそんな感じにも見えますね。エヌビディアを今からでも買っておけば今年は十分稼げまっせと言っているようにも聞こえます。そんな記事やユーチューブの強気の方々の動画を見ると、買っていない、持っていない事のリスクをヒシヒシと感じます。このまま相場に乗らないと置いてかれてしまうのではないかってね。いや、もう既に置いてかれているわけなんですが、そうなると遅まきながら何か買おうかという気にもなりますよね。チャートは時間を変えてみると見え方は大きく変わります。比較的短期間の時間軸で見ると上がったチャートも下がったチャートももの凄く動いたように見えますが、期間を長く取ると、それは大したことないように見えることが多いです。今回はどう見えるのでしょうかね、例えばエヌビディアは年初約150ドルでしたが、昨日は下がったとはいえ454.69ドルで終えています。年初に買った方は今で約3倍という事ですよね。時価総額50兆円だった会社が約半年で150兆円の会社になったわけです。AIの進化が止まらないことや、旺盛な半導体需要があることは承知していますが、それでも「兆円」の単位で半年で3倍の株価になるほどのことなのでしょうか。いやおかしくないよと言うならそれで全然いいんですが、私にはそんな風に想像する能力が無かったですね。それが株で資産を作れない大きな要因なのかもしれませんね。因みに、みんな知ってるアップルはというと、昨日の終値が190.69ドルでした。これは時価総額で言うと416兆9000億円(1ドル=139円)という事になります。では年初の株価はというと約130ドルでしたので、年初は約285兆円の時価総額だったことになります。つまり285→419、50→150となったわけですよね。ざっくり言うとこの会社2社だけで半年で100兆円ずつお金を増やしたということになりますね。もちろん株価の話ですので、下がればまた元の木阿弥になるだけなのですが、それはそれ、もの凄い資産効果をあげているわけですよね。となると、株価の危うさはあるものの、株持っていれば、特にハイテク株を持っていれば金利が上がろうと、ドルが多少上下したとしても、物価がインフレだとしても、資産を持っている方達には何の影響も無いという事です。ましてやそのインフレまでもが収まりつつあり、金利が上昇しなくなるというのならば、そしてAIの進化と共に多くの需要が創出されるとなるのならば、株を買わないでどうするって話にもなりますよね。ここまで上がってまだ株を買わないって、「えっ、お金無いの?ざんね~ん」って嘲笑されそうですよね。でも世の中そんなに上手い話は無いんじゃないかとも思いますよね。結局今言っている明るいAI社会はまだ先の話です。具体化されているものと言えばチャットGPTを始めとする生成AIで何でも訊ける、みたいな事だけです。しかも問題は、何でも訊けますが、それに対する答えの正確性は担保されておりませんので、結局ファクトチェックをしなければならないという代物だという事です。将来的には精度も向上し、ファクトチェックもAIがやってくれるようになると思いますけど、まだそれは先のようですね。そんなAI相場なんですけど、需要があるから上がるのは良い事なんですが、過去のITバブルをなぞらえるならば、短命でその後暴落したんですよね。真っ逆さまでしたよね、50代以降の皆さん? もう忘れましたかね、あの時もみんなで壮大な仕手株をやったようなもんで、現実化するには時間のかかる事をあれやこれやと言うだけ言って、気が付いたら話は大分先だった、業績はまだまだ何にも付いてきていなかった。要は現実で売るみたいな話になって暴落になったんですよ。今回の記事も、その事も含めて1998年や1999年の相場と言っているんだと思います。ただ、それまでは夢のような相場が続いて行くという事なんでしょう。なので超短期でいくにはまだいけるのかもしれません。だってもう誰も買えなくなるまで、こういう相場は上がっていくんですから。

さて、日本は今日から3連休です。東北地方の皆様は雨続きで大変な連休となりそうですが、関東は酷暑の連休となるようです。それぞれ大変ですが、くれぐれも怪我や事故にならないようにお気を付けください、それでは。