おはようございます
昨晩の米国株式市場は続落となりました。
NYダウ -12.72 33714.71
NASDAQ -156.74 13335.78
S&P500 -19.51 4328.82
VIX指数 +0.72 14.18
原油 +0.46 69.63
為替 143.49
ジャネット・イエレン米財務長官が年内にも合併を模索する銀行が増えるだろうと発言しました。この発言は金融サミット出席の為訪問中のパリでのものとあります。何で本国で言わないのでしょうか、それとも言えないのでしょうか。大した事にはならないと言いながら、収益環境が悪くて合併するって言ってますが、ちょっと何言ってるか分からなくないですか。アメリカの銀行経営者は合併好きなんでしょうか。この発言があった後の米国先物市場も無反応に近い感じでした。どこまでが本当でどこからが嘘なのか、時間が経てば分かるようになるのかと思っていましたが、むしろもっと分からなくなっていく気がします。金利の逆転現象は、少なくとも銀行にとってはきついはずですよね。金利差が過去最大でFRBからの借入が急増している事も明らかなのに、何で金融不安にならないのでしょうか。別に大暴落を期待している訳ではありません。しかし、過去に倣えば景気後退の確率や長短金利差は、自ずと危機が近い事を示唆しているのではないのでしょうか。私が情弱のビビリーなのかもしれませんが、日本株が上がっている事をいい事に、頭がノータリンになっているのでしょうか。簡単じゃないことはよく分かっているつもりですが、それでもちょっと分からない事ばかりに思えてなりません。
昨晩の米国市場は途中プラスになる場面がありながら、引けはマイナスで終えました。NASDAQはかなりマズくなってきたように見えるのですが、私の思い過ごしでしょうか。単なるチャートの見立てだけですけど、AI相場の中休みなだけなのかそれともストンと下げてしまうのか、と見た場合に、私には下げてしまうのではないかと思えてしまいます。金利の動き次第という事になると思いますが、今回のAIベビーバブル(と呼ぶらしい)は1999年のドットコムバブルに似ているそうです。まぁ確かに短期間にハイテクを買い上げた相場でしたが、この短期間にハイテク株は5兆ドルも時価総額を増加させました。そう言われるとバブル感はあるかなぁとは感じます。
いずれにしてもそろそろ終了なのか、ただの休憩なのかは今は分かりません。しかし、こと日本はこれからインフレ経済へと向かっていくと思いますので、その流れとしては高く推移するのではかないてしようか。暑くなってきました。体調管理が大事になります、気を付けてお過ごしください、それでは。