株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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米金利高騰

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反発となりました。

NYダウ   +269.76   34122.42

NASDAQ     -0.42               13591.33

S&P500       +19.58              4396.44

 VIX指数      +0.10                    13.53

原油               +0.24                    69.80

為替                                          144.83

 

GDP確定値が改定値から0.7%上方修正されたようですが、その要因は個人消費を従来より引き上げた事だと言っています。個人消費は同時期の数値を0.7%も引き上げるくらい変わるものなのでしょうか。ECBフォーラムでパウエル議長が利上げを肯定し、実際に個人消費が旺盛と言われれば、債券市場の動きはこうなりますよね。何だかよく分からないですよ、銀行は大変なんじゃないんですか、不動産は下落しているんじゃないんですかって聞きたいです。そんな中で消費は旺盛ですって言われても、それは何でそんなに購買力があるんですかっていうことですよ。クレジットやローンで苦しんでいる人って、ごく一部の方達でしかなく、大半の米国人は今でも豊かで贅沢な暮らしができているってことなんでしょうかね。米中古住宅仮契約指数は5ヶ月ぶりの低水準なんてのが出てきたと思ったら、在庫が少なかったからと言いだすし、米新規失業保険申請は予想に反して大幅減だと言うし、なに?景気って後退どころか前進してるってことなの?と疑ってしまいますよ。もしそうだと言うなら、これからでも株は買いにいかないと手遅れになってしまいますからね。いくら今すぐは景気後退しないと言ったところで、こんなに元気な指数が出て、株価は大きな下落もなく右肩上がりされちゃうと、その内景気回復して銀行の問題とかインフレまでも克服できちゃうんじゃないのって考えてしまいますよ。

翻って日本株ですけど、これも指数は素晴らしく好調ですが、個別銘柄で見ると決してそうではない事がわかります。今日は週末で月末です。月日の経つのは早いですが、株式市場は息切れみたいに見える部分もありますが、概ね堅調な相場だと思います。しかし、外国人の買い越しは止まり、その途端指数も上がりにくくなりました。全て外人の思う壺となっていますね。これからどの程度日本株を上げていくつもりなのか分かりませんが、ここまで買っておいて、実はもう裏側に回ってるのんてことは無いでしょうね。そうなると日本国がデフレから脱却できず、また夢だけ見せられた格好となります。そんな目には会いたくありませんね。多少物価高でもやはりインフレでいてくれて、賃金が上がってくれる構造にしていけないとまたデフレへ戻ってしまいます。どうせインフレにするなら、政府は国民にお金をばらまいてでも国民は困らないようにすべきです。もちろん一時的な措置ですけど、何もなしでなんとかせいと言っても無理なものは無理ですから、治安の悪化や経済の停滞を招くだけです。ここは、政策でやるのですから、国民にとって良いインフレにする義務が政府にはありますのでよろしくお願いしますよ。

外は蒸し暑く、部屋の中は冷え過ぎの状態が続いていますが、皆様の体調だけは一番気を使ってケアしてくださいね、それでは。