株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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マイルドリセッションなら株高?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小幅高となりました。

NYダウ   +28.67    33978.08

NASDAQ     +109.30         11621.71

S&P500       +10.13            4070.56

VIX指数       -0.22                   18.51

原油               -1.63                   79.38

為替                                        129.85

 

ナスダックが確りした動きとなってきた感じがするのですが、昨晩は金利上昇下での上げとなりました。ミシガン大学の消費者マインド調査、12月のPCEはいずれもインフレ率の鈍化を示すものとなりました。それでも何故か金利は上昇しましたね。金利が上昇しても株価が上昇するということは、企業決算がそれ程良好だという事なんでしょうかね。金利が上がりづらくなり、業績は上がるなら株価上昇は当然の事となります。しかし、景気は悪化し、景気後退はほぼ確実視されているのですから、業績が良くなるはずがないと思いますよね。ここ下の米国株式市場はそれなりに堅調な展開となっていますけど、私や一部の人達が弱気すぎるということなのでしょうか。メディアはしきりに「マイルドリセッション」という言葉を使いますが、クレジット残高は過去最高なんじゃなかったんでしたっけ? 米銀大手はかつてないほどの引当金を積み増しているのではなかったんでしたっけ? そこら辺の話はどうなったのでしょうかね、とっくの昔に片付いた問題なのでしょうか。やるやる詐欺みたいな感じで、恐慌を煽られているだけって事もあり得るかもしれませんね。「景気後退」と「恐慌」では同じように不況を意味してはいても、程度が違うのかもしれませんね。「恐慌」となると相当な不景気を表し、「景気後退」というのは好況後の調整みたいな感じなんでしょうか。「恐慌」にさえならなければ、金利さえ高くならなければ、「多少の」不況程度なら株は上がれるというものなんでしょうかね。そんなに簡単なもんじゃないと思うのですが、その考え方がバブル崩壊後組の思考傾向なんでしょうかね、直ぐに弱気になる癖です。こんなもの大した事じゃないと思えないんですよね、株を勉強し始めた時期がボロボロの下落相場だったからね。だから、株は下がるものと思ってしまう見方が染み付いてしまってるんですよ。あれですよね、バブル期を最初から見てきたもっと古い人は、株は上がるもんだと普通に思っているんです。これっていつの時代を生きたかで、その人の思考の傾向に大きな影響を与えるものだという証左ですよね。それにしても、米国経済はどっちの方向へ行くのやら、本当にいつもの事ながら分からない未来の事で悩まされますね。この感じってこれからも変わらないんでしょうね。

今日は晴れましたが、寒いです。この土日は晴れてくれるようですが、中々の寒さですから、体調管理は一層気を付けていただきたいですね。暖かくして過ごしてください、それでは。