株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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戦争と株は別物?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小幅高となりました。

NYダウ   -65.38   35228.81

NASDAQ    -177.36         14442.27

S&P500         -29.15            4602.45

VIX指数         +0.43                 19.33

原油               +0.06               107.47

為替                                       121.86

 

何気にコロナの感染者が増加してます。予定通りといったところでしょうか。何だか色々とあり過ぎて物事を真正面から見れなくなっているのですが、皆様はこのような話を何の疑いもなく額面通り受け取られてますでしょうか。残念ながら、私はもうそれほどの純粋さは保てていないと確信しています。ワクチンをドシドシ打たせるため、経済を疲弊させスタグフレーションを起こさせ低所得者をなき者にさせるために、よく言う「国際金融資本」が画策しているのではないかとか想像してしまいます。まぁ半分以上冗談ですが、半分程度はそんな風に思わざるを得ません。さらにウクライナ紛争のやり方をみれば米国サイドの色んな目論みが透けて見える感じです。相変わらずメディアは支配され、出てくる話は偏りに満ちた内容ばかりですよね。おかしいと勝手に思うのですが、いくら技術的な進歩があったとしても、あれだけの攻撃を受けている場所において、現地の映像や被災された人々の生な声などが綺麗で鮮明な画像なで、しかも皆さん綺麗な服を着て、なんなら私らよりもお洒落な格好で、「生」の姿を映してますよね。で、これ見よがしに事の悲惨さを訴え、プーチンの非道さを喧伝しているようなものばかりが報道されています。もちろんこれらの映像を見て、「かわいそうだ」とか「酷いな」とか思わされます。ただ一方で何かこう悲惨さが映画チックな感じもしているんです。私が捻くれているのでしょうが、情報戦が双方とも高いレベルで行われていて、フェイクと事実が混同し過ぎています。戦争とはそういうものだとも言います。という事は、少なくとも日本において映し出されているニュースや映像はどれも真実や現実を正確に映しているとは言えないということですよね。何をもって正しい映像と言えるのか、何はフェイクなのか、本当のところは分からないという事になりますよね。だって、どれが本当なのかエビデンスを自分では確認出来ないじゃないですか。ロシアのプロパガンダに騙されるなと言いますが、ロシアだけがそうであって、ウクライナや米国から発せられる話は全て真実だと何をもって証明するんでしょうかね。西側の正当性を主張する日本人はロシアに騙されていると断言する人がいます。そう断言する人は、ロシアが攻撃を実施していること、つまり多数のウクライナ人が悲惨な目に遭っている事をもって、軍事行動に出たロシアが一方的な悪であり、だから報道もロシアは騙しで、西側は事実を流しているとしているようです。もしそうなら、それらの人はどんな証拠をもって西側が流す映像や報道がフェイクではないと断定するのでしょうね。私は特にロシアの肩をもつものではありません。「事実」ならロシアを非難しますし、プーチンを軽蔑します。しかし、どのニュースや報道が本当の事実を流しているのか、法と根拠に基づいて証明されたものがないと信用に値できない状況だと思っているんです。どちらかだけが正しくて、どちらか「だけ」が嘘であるとはとても思えないからです。そんな中でロシアと中国はそれなりに関係を構築していると思われます。こうした動きなども考えると、中国の態度はある意味賢明に思えますし、必ずしも米国が常に正義ではないとも思わされます。ましてや、中露はお互いに利害が一致しているようにも思えますし、お互い根本的には信用していないながらも同じ敵に対しては見方であり得るのかなとも思ってしまいます。今回の紛争に対し、世界でもバイデンのとった態度は非難されています。紛争にならないように軍事力を誇示し、ロシアを牽制しなかったからです。世界で唯一と言っていい、ロシアを武力で屈服できるアメリカがそれをしなかった。しなかったばかりか、軍は出さないと明言してしまいましたよね。ロシアからしたらアメリカが出てこないとハッキリとしたなら、積年の鬱憤をはらせる絶好の機会となります。NATOは東進しないという約束を反故にし、ミンスク合意を無きものにしたのもウクライナだという説もあります。ロシア側になる情報は全て「嘘」であるとするならば、これらも全てロシアのついた嘘なのでしょうか?そこら辺が分からないですよね、だって嘘を証明するものがないですよね。何をもって嘘としているのか、庶民にも分かるような説明をすべきです。

そんなこんなで、結局何がどこまで正しいのか分からない中で、投資をどうするか、仕事をどうするか、家族との生活をどうすべきか等を考えていかなければなりません。ロシアを非難し経済制裁を課した以上、ロシアが日本を敵国指定するのは当然のことです。そして経済制裁そのものを戦闘行為とみなされた場合、日本にも武力行使する可能性は高まったと言わざるを得ません。岸田総理は軽々しく西側と歩を合わせるように経済制裁をしました。しかし、日本は軍を持ちませんし、ウクライナのようなシェルターも無いはずです。国会議事堂の地下には巨大なシェルターがあるとも言われていますが、一部の政治家などが入れるだけでしょうから、国民は多分入らないでしょうね。まぁ、シェルターがあるのかどうかも知らないですけどね。日本にとってウクライナ紛争は対岸の火事ではないという事を日本人はもっと重大な事として認識する必要があるはずなんです。しかし、政府もメディアもその事についてあまり強調しないですよね。そもそもそれが納得できないんですよ。本当に何のリスクもないのか、それとも事と次第によってはロシアからの攻撃を受ける事になるのかは命に関わることじゃないですか。撃たれてからでは遅いんですよ、当たり前です。でも日本は今もって通常営業してますよね。何だか信じられないんですよね。ロシアや中国を怖いと思わないんですかってね、私は怖いです。隠れるところもなく、武器も無く、有事の際にどうするかの取決めも何も無いです。ウクライナは一応軍隊を持ち、武器も有り、シェルターが有り、通信網も保たれています。それでもあんな状況ですよ?丸腰もいいとこの日本なんて只々やられるだけじゃないですか。自衛隊や警察や暴力団や半グレなどが先頭に立ってロシアや中国に対峙し防衛出来るでしょうか、とてもじゃないですがミサイルの1発でも防げないですよ、きっとね。そんな国が一人前に制裁を下す事がどんな事態を招くのか、本当に脳内お花畑なんて通り越して、「馬鹿」なんじゃないの?って思いますよ。経済制裁には経済制裁しかされないって誰が決めたんですか?そんな国際条約でもありますか?今、制裁をした相手は「戦争」をしているんです。なんで制裁には制裁で付き合ってくれると分かるんでしょうかね。そんな状況でも朝から芸能ニュースばかりやって通常営業している日本のメディアは、本当の罪人集団だと思いますよ。ま、今に始まった事ではないですが…

さて、今日は今年度の最終日ですね。明日からは新年度の始まりとなります。我が家の孫もはや1才を迎え、保育園に入園します。時の経つのは早くて、ほんの少し前に初孫が出来たって喜んでいたのに、もう保育園に行くようになりました。歳を取るわけです。今年に入ってウクライナ紛争もあり、世の中は大きく変化していますけど、何があっても自分を見失わずに確りと信念持って生きていきたいですね。

それでは