株歴30年生の雑感ブログ

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東芝は外国企業になっちゃって良いの???

おはようございます

 

 

春の風は意外に冷たいですが、それでも日がさすと穏やかな暖かさをとても感じます。

 

我が家の小さなお庭にも花が咲き誇ろうと蕾を沢山抱えています。

 この様子だけを見ていると世間がコロナ禍である事を忘れてしまいそうです。

 

新年度に入り株式市場も順調に歩を進めているように見えます。

 

そんな中なのですが気になることがあります。

 

東芝」です

 

既にご承知の通り、今東芝はいわゆる「外資」に買収されようとしています。

 

東芝について簡単にご紹介したいと思います。

 

東芝1873年明治6年)当時の工部省から電算機を受注し開発していました。そして受注が拡大するに従い1875年(明治8年)東京・銀座に工場を創設しました。これが東芝の発症と言われます。

 

その後日本で初めてアーク灯を灯し、水車発電機、ラジオ用送信機など「日本初」を続々と世に出しました。

 

関東大震災第二次世界大戦という困難を乗り越えつつも三井財閥の系列下であったことで、芝浦製作所(旧田中製造所)と東京電気は1939年(昭和14年)についに合併し、「東京芝浦電気株式会社」が発足します。

 

そして戦後の復興期から高度成長期にかけて東芝も急成長を遂げていきます。

新技術開発や新製品の投入に伴い、工場の拡張から海外への進出と破竹の勢いでした。

 

また、1984年(昭和59年)に社名を「東芝」に変更し現在に至ります。

90年代に入るとバブル崩壊とともに経済成長にも陰りが出てきますが、そんな中においても選択と集中を行い半導体事業やパソコン事業を拡大させていきました。

 

現在では経済のグローバル化の進展に合わせ「事業構造改革」により収益基盤を強化し、新規分野・成長分野の強化を図る「事業構造転換」も実施していると言ったところです。

 

簡単ですが、東芝と言う会社の沿革・概要の紹介となります。

大雑把すぎて分かりにくいかもしれません・・・(笑)

 

株価は4,600円(4/16現在)

時価総額は2兆943億円、発行済み株式総数は4億5528万690株

2020年3月期時点で

売上高は約3兆3898億円 経常利益 ▼475億円、最終利益 ▼1,146憶円

配当金20円 

 

で、現在の大株主上位10位

ゴールドマンサックス(レギュラー)アカウント   7.33% 33,354,000株

SMPパートナーズ(ケイマン)ECMマスターファンド 7.03% 32,000,000株

チヌークホールディングス             3.38% 15,392,000株

第一生命保険                   2.53% 11,515,000株

日本生命保険                   2.43% 11,035,000株

自社株持株会                   2.17% 9,890,000株

NIHKクライアント                     1.98% 9,029,000株

JPモルガン・バンク・ルクセンブルグ1300003     1.91% 8,671,000株

JPモルガン・チェース・バンク385781          1.60% 7,281,000株

MSIPクライアントセキュリティーズ                           1.57% 7,126,000株

 

となっています。

 

聞いたことのある名前が多いとは思いますが、でも実際には何をやっている会社なのか知っているようで詳しくは知りません。

 

自社株会と保険会社は分かりますが、それ以外の外資系企業については実際のところ何を目的として大株主になっているのかは分からないです。

 

これから買収しようとしているCVCキャピタルという所は約2兆3000億円で買収しようとしていますよね。

そして先週末くらいからは他の外資も名乗りを挙げてきました。

 

ある動画サイトの話を拝聴していたのですが、少し分からない事があります。

 

持株会と保険会社以外は全て外資系の投資会社かと思うのですが、この会社さん達は東芝保有する各種の技術などについては知り得ているのでしょうか?

 

と言うのも、動画で話されていた方は、今回の買収を国が認めてしまうと、東芝がと言うよりも国益が損なわれると言っているのです。

その理由は、量子コンピュータ原発、さらには核融合技術など近未来の不可欠な技術を持っており、これを買収により外資系の会社になるということはそれらの技術が外国のものとなってしまうと言うんです。

 

だとすると、こんな買収劇が成立したら大変なことになるじゃないですか。

 

何故外資系企業ばかりが名乗りを挙げて日本企業などはどこも手を挙げないのでしょうか?

 

もっと言えば国が関与しないのは何故なんでしょうか?

 

東芝が持つ」技術や特許は「国益」ではないという事なのでしょうか?

 

ではいずれ東芝が既に持っている技術や新開発できるものについて将来的にも日本にとっては取るに足らないものなのでしょうか?

 

そのレベルのものを外資系はこぞって買収しようと、巨額な資金を拠出してまで買収に本腰を入れているということなのでしょうか?

 

調査分析力に長ける外資系企業がそんな馬鹿な真似をするはずがありません。

もちろんかなりの調査と分析をした上で買収しようと決めているはずです。

 

なぜ日本企業や日本政府は外資系のなすがままに成っているのでしょうか?

 

どう考えても納得が出来ないんですよね。

日本にはお金が無いのでしょうか?

 

なぜこんなにハイテクをけん引してきた会社を日本はみすみす身売りにだすような事にしてしまうのでしょうか?

 

本当に理解できません。

 

東芝だけではないと思うんですよね・・・

 

シャープもそうだったじゃないですか。

他にもありましたよね。

 

日本の国益を外国に売り渡すことで国力を低下させたくて日本政府はなにもしないのでしょうかね?

 

だとしたらもろに「売国奴」ですよね。

こんなこと許してはいけないと思うんですが、私が何も分かっていないのですかね?

 

日本の財閥系は何も出来ないのでしょうか、乱暴な言い方ですが、日銀が買っちゃいけないんでしょうか・・・

 

何とかして日本の国益を守る事を最優先して欲しいです。

 

ただでさえ日本人には真実を隠し通すマスゴミがいるのに、次々と日本の英知がお金で持って行かれてしまうと思うと残念でなりません。

 

また、残念だったで済めばまだ良いですが、本来日本が作った技術が日本にとって災いになるような使われ方をされるリスクすらあるのですよねぇ?

 

これまでの外国のやり方を見れば、残虐性が増している社会になっている事は明らかじゃないですか。

そんな世の中にあって、高度な技術を外国勢に簡単に売り渡す・・・

 

売国奴という言葉でも言い足りないように思います。

 

日本の政治家や官僚の皆さんは本当にそれで良いのですかね。

ご自身は本当は日本人ではないのではないですか?

 

通名だったなんて話も最近はよく出てきますが、もしそういった背景もあるのであれば由々しき問題ですし、喫緊の課題です。

 

もう待ったなしの段階に入っていると思うのですが、なにせ大した知識も見識もないので本当のヤバさが分かっていないのかもしれません。

 

しかしその道の専門家、実際にハイテク企業を営む方が「これはマズい」と思っているのなら立ち上がらないと手遅れになるってところまで来ているように感じますが、そうでもないんでしょうか。

 

分からないまま、買収ありきでいくらで売るかが当然の話題となっていますが、今一度よく政府は考えてもらいたいと思っています。

 

時間はもう無いのかもしれませんが、最後は国が「ノー」と言えば済む話です。

 

これ以上、国益を棄損するような振る舞いはやめてもらいたいものです、それでは。