おはようございます
昨晩の米国株式市場はマチマチの展開となりました。
NYダウ +465.83 28148.64
NASDAQ +257.47 11332.49
S&P500 +60.16 3408.60
VIX指数 +0.33 27.96
原油 +2.36 39.41
為替 105.75
トランプ大統領の退院報道がでたかと思うと、すかさず米国株は上がってしまいますね。
本当に大統領は大丈夫なのでしょうか⁉︎
ツイッターやテレビの報道で健常さをアピールされてました。
本当ならそれこそ頼もしい限りなのですが、仮に事実ではないとなった場合はどんなことになるのでしょうか?
大統領選の真っただ中でさすがにそこまで嘘は突き通せないと思いますが、これまでのアメリカの歴史を思い返すと一概には否定できません。
まぁいずれにしても発表されている事が事実として認識され、それを元に行動しているとするならば、トランプ大統領は大分良くなっていて、コロナを克服しつつあるという事になります。
これでジョンソン首相と同様にコロナを乗り越えてくると、米国株式市場はより一層強くなりますね。
取り敢えずのところは、トランプ大統領の全快を願うばかりですが、報道の言っている事が事実であるならば、早晩トランプ大統領は回復するものと思われます。
一体どうやって回復させたのでしょうか?
どんな薬を使い、どんな治療法を取ったのでしょうか?
米国大統領ですから、一般人とは当然差があるのでしょうけど、こうすれば治せるということを大統領自らが示した事になるのでしょうか・・・!?
何はともあれ、トランプ大統領が無事退院できたようですので、ご退院おめでとうございますと申し上げたいですね。
しかし、上がったのは株式だけではなく、金利も急上昇しましたし、原油も上げましたし、VIX指数も小幅ですがちゃんと上げてましたね。
このVIX指数が上がっているというのがいつも気にかかるところなんですよね。
なぜ下がらない?
株式市場は3指数とも大幅上昇してますけど・・・
しかも数値自体「28」というもの。
これまでの常識ではここまで上がってくるとVIX指数は20ポイントを割り込んできて、10ポイント台半ばまで下がって落ち着いた数値となっていたじゃないですか。
色々とその常識的な動きとならなかった理由は言われているようですが、最もベーシックな理由は単に株式市場の上昇ペースが速すぎて警戒感があったというものだったでしょうか・・・
確かにそう言われれば上げが速すぎることも怖さに繋がりますよね。
相場は上がれば下がるものですから、その上げが急角度で持続的に上昇を続ければ、これは早晩どこかで下がるだろうと高を括る人も出てこようと言うものです。
という事は、今回のVIX指数の動き方はやはり人の気持ちを端的に表していたという事に他ならないという事でしょうか!?
だとすると、VIX指数って侮れないと言いますか、俗に「恐怖指数」という言われ方をしますが、「恐怖」かどうかは兎も角として、人心を現わす指数としては本物なんだってことになりませんか?
そして昨晩も僅かながら指数は上昇しています。
NYダウが450ドルも上昇しているにもかかわらずです。
上がり過ぎだから? なんでしょうか・・・
「あまりぬか喜びするな」って市場から言われているみたいで、その意味である種の「恐怖」を感じてしまいますね。
株式運用をしている私としては、米国株・日本株が上昇してくれることはこの上ない喜びとなるのですが、単純馬鹿みたいにただ上がった上がったと喜んでばかりいるのではなく、きちんと自戒の念を以て相場に臨めと諭されていると思って今後も相場に向かってまいります。
いや、けっこう前から何でVIX指数は下がらないんだろうと思っていたんです。
「何かあるのでは?」とか「お金持ちのお戯れか?」とか変に考えていました。
でもよくよく考えてみると、やはり伊達に指数として皆さんが認めているわけではないという事がよく分かりました。
「常識」って怖いですね。
常識的にと言えば、トランプ大統領がコロナを克服した後・・・
つまり「本当のアフターコロナの世界」ってどういった展開の事を言うのでしょうか?
ちょっと怖くなります。
なんか、季節外れの怪談ばなしになってしまいました(笑)
もう朝晩は普通に涼しいですから、怪談なんか不要ですね。
でも怪談なんかよりカムバックしたトランプの方が怖いんですけど・・・
何も起こりませんように・・・祈ります。