株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

MENU

米中戦争を考えないといけない⁉︎

おはようございます

 

先週金曜の米国株式市場は続落となりました。

NYダウ  -182.41  26469.89

NASDAQ     -98.22         10363.18

S&P500      -20.03          3215.63

VIX指数      -0.24                25.84

原油           +0.27               41.34

為替                                  106.14

 

続落とは言え、最近の米国株式の変動幅から見たらどうということもない変動でした。

下落の要因がハッキリとしていますのでね、米中関係がこじれれば以前よりお馴染みですが、株価は反応します。

 

普通に考えますと、これによる米国景気後退懸念が声高に言われるようになってきますと相場撤退も検討しなければなりません。

 

しかし、今回の事例で考えますと、まだそこには言及がありませんね。

つまり、どこを見ても相場のコメントにそういった類の言葉が出てきていないので、注意は必要ですが、いわゆる「変動性」の範囲内という解釈で注視していく段階になるのかなって現時点では思うわけです。

 

ですから、事と次第によっては撤退もあり得る話ですし、逆に頃合いを見て買いに入る場面にもなり得るという事になります。

 

今回の下落はまずナスダック指数の独歩高に対する利食いがありました。

その上で米中の政治的対立の表面化による調整となりました。

 

お互いの領事館を閉鎖させる事態となったわけですが、これだけでは経済的な問題にまで及ばない事から、株式相場はこの程度の反応となるのでしょう。

 

しかし、これが序の口で、かなり中国を排除するような政策が全面的な展開となるようであれば株式相場もそれに沿った調整をしてきます。

 

国交断絶となるまでには中々いかないので、この次のトランプ大統領の策がどの程度のものになるのか見ものではあります。

 

そして米国民や投資家も分かってはいます。

 

中国が巨大化していて発言力がかなり強くなってきている。

しかも、米国を始めとした先進国のこれまでのやり方を尊重する気は無く、中国が良いと思ったやり方や主義を他国に押し付ける姿勢が徐々に鮮明化してきている事をね。

 

中国からしたら清の時代にアヘンでやられてからの恨みを晴らす百年計画を粛々と実行しているだけなのかもしれませんが、そんな遠大な考えなんて言ってみれば正当化するための自己都合的な解釈でしょって考えがちですが、そうでもないですね。

 

中国は本当にそういう長期的展望に立って物事を着実にやり上げるという事にかけては長けています。

 

現に2045年には世界の覇権を握り世界のリーダーとなることを公言しています。

リーダーと言えば聞こえはいいですが、実際には支配者となる事を意味します。

 

今の動きはその一環であり、むしろ押さえつけられ貧困にあえいできたのは欧米先進国のせいであるという考えを持っています。

 

歴史的にはそういった過去がある事は事実であり、英国にいい様にやられてきた歴史は中国に取っては耐え難い屈辱として残っているハズです。

 

やはりお互いを良く知る隣近所と言うのは付合いが難しい。

本当のご近所さんでもそうですよね。

お互い波風立てたくないから、多少自分と違うところに目をつぶるけど、何かあれば指摘せざるを得ない。

言われた方も何かしら自分と違う事については我慢してきているのに何でそんな事で言われなきゃならないの?ってイライラしだす。

そうなると徐々に関係はギクシャクし始めて、きっかけさえあれば敵対する隣人となってしまう。

 

そんな世間話はよくある話です。

 

まだ日本において多少のトラブルは殺人沙汰には滅多にならないので勝手にどうぞと言う感じでいられますが、国対国になってくると穏やかに済まない時は戦争も覚悟しなければならない。

 

ご近所同士のトラブルほど頻繁には起こらないものの、対立姿勢が鮮明化してきたら事は大ごとになりますよね。

 

今、米国と中国と言う対立が鮮明化してきました。

米国は西側諸国、特にファイブアイズを中心に同調して動いてくれる仲間を募っています。

この動きは米国がきちんとやることで中国に取っては緊張度が急激に高まる事になります。

何を言っても軍事力で最強なのは圧倒的に米国であり、先進国が連合すれば中国など簡単に倒すことが可能ですから。

 

そうならないようにお互いに表面的には高飛車な態度を示しながら、少しでも自分達が有利になるようにけん制し合うでしょうね。

 

でも個人的には、米国は今回は違うのではないかって思うんですよね。

 

米国内に蔓延した左派連中を一掃するためには、中国を叩き潰すところまでやらないと効果がないと思っているんじゃないかってこと。

つまり、かなりの部分で中共の意思が反映されてしまうほど、中共の息のかかった連中が米国人の中にも大勢いるという事。

 

特に民主党オバマを代表例として、党の中枢にまで権力が及んでしまっていることが推測されるわけです。

あのペロシおばさんもそうだって言われてますよね・・・

 

なので事は簡単ではないのです。

米国の中も浄化しながら、その最たる元凶である中共を倒さなければダメだという結論に達したのではないかって思うんですよね。

 

なので、事によっては戦争か紛争状態になる事も考えないといけないのかもしれません。

 

日本も全くと言っていいほど同じです。

中共の息のかかった者なのかは分かりませんが、明らかに国政を司る政治家の中、経済界、マスコミという権力を持った者達の中に蔓延っていることは周知の事実です。

 

これらの者たちを払拭していかないと、いつまで経っても日本人のための政治や経済にはなりません。

むしろ体良く毟り取られるのがオチです。

 

そういった環境を改善するためにも本来は積極的に米国と組んでいき、日本国民が豊かになれるよう政治がリードする世界が必要ですね。

 

そんな事を思いつつも、今日から連休明けの相場が始まります。

まぁ円高もあって下がる事は分かっていますけど、そこそこで勘弁してもらいたいですね。

 

今週末辺り、梅雨明けとなるのでしょうか?

待ち遠しいですね、雨続きは滅入ります。

 

暑くともやはり夏の日差しはいいもんです。

その頃に株式相場もまた小型株の爆騰相場が来てたら良いですねぇ。

 

それではまた…