おはようございます
昨晩の米国株式市場は小幅高な展開となりました。
NYダウ +33.33 23537.68
NASDAQ +139.19 8532.36
S&P500 +16.19 2799.55
VIX指数 -0.73 40.11
原油 -0.16 19.71
為替 107.92
昨晩のNYダウは下落していましたが、午後から引けにかけて値を戻す展開となり、終わってみれば前日比プラスとなりました。
けん引したのはハイテク系になりますね。
ナスダックが強いです。
史上最高値は9817.18です。
高値後の最安値は6860.67ですか。
下落率30%ですね。
因みに、同期間NYダウは37%、S&P500は34%の下落率でした。
最も下落率の低い指数はNASDAQとなるのですが、それにしてももう8500p台を付けてきています。
昨日の米国株式市場を見て行きますと、一昨日と同様金融株は下落気味な展開でした。
VISAが▼2%、JPモルガン▼3.8%、アメリカンエクスプレス▼2.9%など・・・
しかし一方でハイテク株は大所からして確りな展開でした。
マイクロソフト+3%、インテル+3.2%、アマゾン+4.3%など・・・
意外とその下のグループが下落していたりして、方向感としてはまばらな感がしましたが、本当の巨漢企業の株が買われた相場だったようです。
株式市場全体はハイテク企業の株高に引っ張られて健闘していると思うのですが、気になるのは米国金利と為替ですかね。
米国長期金利は昨日も前日比0.01%低下し、0.62%となりました。
当然ながら、米国の景気指標の悪化が低金利に拍車をかけている事になります。
これまでに経験した事のない中央銀行による実質的な民間企業融資など、あらゆる手を使って今回の大惨事に対応しようとしています。
だから金利が低下する事は当然なのでしょうけど、それによる株高であったとすると、株式市場は案外戻るのかもしれません。
そこで何に投資をするかですが、やはり将来もまだまだ成長しかないハイテク分野、特にAIや5G、それらが機能するためのIOT関連商品や自動運転、また新型コロナウイルスが終息しても期待が出来るという意味ではネットフリックスも捨てがたいと思います。
昨晩値上がりしたマイクロソフトやアマゾン、これらの銘柄も今後更に上昇していく可能性が高いのかと思います。
考えてみてください。
今のこの相場、景気は悪くなるんですよね?
だから金利は低下するわけです。
景気が悪化するから金融系も値下がりするわけですよね。
では何で基幹企業といえるマイクロソフトやアップル、アマゾンが株価を上げれるのでしょうか?
簡単に言えば「この環境でも買う人がいるから」ですよね。
当たり前だのクラッカー・・・と言わずに、
何故買えるのでしょうか?
今は新型コロナウイルスが世界的なパンデミックを招いている真っただ中ですよ?
何故この銘柄群は売られないのでしょうか?
不思議ではありませんか?
もちろん昨晩を含め買われた業界はハイテクだけではありません。
ヘルスケアも大幅高ですし、小売りの一角も上がりました。
でも押しなべて上昇傾向な業界はと言えばハイテクですよね。
今回も新型コロナウイルスによって大暴落を経験させられましたが、結局は下落した際に何を買うかと言われれば、「ハイテク」だったという事です。
今からでも全然遅くないのではないでしょうか?
NVIDIAなどは高値近辺です。
今朝のニュースでやってましたが、この環境下でもTSMCは約18%の増収?とか出てましたね。
何でなんでしょう?
それだけ今後のハイテク需要が旺盛だと言えるのではないでしょうか。
半導体はもっともっと必要なんでしょうね。
5GとかIOTとか言われ出した数年前から分かっていた事なんですが、ことここへ来てそれが際立っているという事なんです。
世界の景気はまだ悪くなります。
これは仕方ない。
でも世界がどうあれ成長分野はあるという事。
株価がそれを現しているのではないでしょうか。
ハイテク企業も、一時の高値から見ればそれなりに下がりました。
だから買えるうちに買っておくのでしょう。
話は逸れますが、資産を増やすには出来る事なら分散投資はしない事です。
ほぼ多くの分散投資をされている方は、投資先についてよく分からないでやっています。
基本に立ち返ると、分からないところへ投資しますか?
分からないから専門家に「任せる」とよく言われます。
だからカモにされるのです。
「様々な分野にわたって分散して投資します。
各資産は少しずつなので分散効果により、低リスクで運用しつつ高い運用益を目指します。」
みたいな宣伝文句を見た事ないですか?
分散投資が悪いとは言いません。
しかし、分散効果が働き、良い成果が出るのは、それぞれの運用先が上手くいった場合だけと言ってもいいと思います。
今回の下げでも結局暴落すると全部下がりますから。
例えば、株式市場は様々な要因で上げ下げしています。
そして大体ですが、10年に1回くらいは暴落してます。
暴落する理由は「分からない恐怖」です。
人はわからない事で不安になり、命の次に大事なお金を守るために「売る」んです。
理由が分かっていても下がりますが、それはもう手遅れな時や不正などのとき。
でも必ず相場は底を付けて反転します。
しなかったら経済はおしまい。
こんなにリスクのある株にだけ投資などできないと思われるでしょう。
株と債券と不動産、預金、金、商品、暗号通貨と分散先は沢山あります。
私はそのほとんどをよく知りません。
だから、分散投資と言われても、不動産や商品、暗号通貨にはよう投資しません。
株や債券、金であればまだ比較的わかるので、そのわかる範囲において、投資割合や運用手法を検討して分散効果を狙うという事ならやるかもしれません。
しかし、さらに分散と言われても不動産とかはどんなものか分からないので、そこへ資金を預ける事は怖いです。
AIを使って運用を任せっきりにするやり方もあるのですが、これについてもそれらAIについて理解が低いので、やはり無理ですね。
そんなこんなで考えると、私のような旧タイプの人間は、自分で理解している中で運用していくしかありません。
でもそれでいいと思います。
納得してできますから。
人任せでは損したら助言をくれた人を恨むことにも繋がりかねません。
恨んでも仕方ないのにね。
それだったら自分の分かる範囲で運用します。
長々となってしまいましたが、要は投資先について勉強しないとダメですよってこと。
そしてその分野に特化して運用するのがいいと思っています。
あくまで私の個人的見解であり、投資は自己責任でと言うことですが、米国株はもう既に動いています。
早く勉強された方がよろしいかと存じます。
10万円国からいただいたら、勉強に使ってみるのもよしですかね⁉︎
毎日書かせていただきますが、くれぐれも感染されないようにお気をつけくださいね。