おはようございます
昨晩の米国株式市場は続落となりました。
NYダウ -482.57 33596.61
NASDAQ -166.55 13381.52
S&P500 -44.11 4304.76
VIX指数 +1.06 28.81
原油 +0.12 91.74
為替 115.05
米国のインフレが止まらない感じに見えてきましたね。10年国債利回りは辛うじて2%を割れた状態ですが、これから発表される経済統計などによっては簡単に2%ラインを超えてきそうです。と言いますか、すでに先日超えてしまっているので改めて超えてきたとしても驚くべきことでは既に無いという事になります。よく使う手でもあります。一度その値段を付けさせてしまって、その後は一旦下げておいて改めて狙っていき、今度は簡単にその線を超えていく。そうすることでショックを与えずに次のステージへ行きやすくなるという方法です。何かこう恣意的なものを昔よりもハッキリと分かる感じではあるんですよね。だとすると株式市場はこれからもっと下落する可能性が高い事になります。ただ、今はウクライナ問題もあってそれが実態を煙に巻いているようにされているという感じなんでしょうね。陰謀論的に考えると、今回のウクライナへのロシアの侵攻も全て裏では繋がっているという見方もありなんじゃないでしょうかね。コロナ禍に終わりが見え始めてきたところへ、そのコロナによる弊害と言うことで物価高を演出する。インフレは一時的と言い続けながらインフレを鎮静化できなくて「一時的」という言葉を入れなくする。市場はそうした言葉の挿入や削除に敏感である事を利用し、市場にインフレ懸念を再燃させる。コロナ下での供給制限からのインフレであるはずが、需要と供給のバランスが悪いことを強調しだし、コロナのせいではなかった印象付けをする。そうすると市場はコロナ禍によるという要因について議論するのではなく、「インフレの加速」に対してのみ反応するようになる。そしてコロナを市場から一時的にでも忘れさせる効果を狙ってウクライナ問題を引き起こす。一般大衆の目はもうそっちに行ってしまい、コロナのことは横に置いておかれることになる。すると今度は戦争リスクに寄る物流の停滞がさらなるインフレを招くということになり原油価格の高騰が正当化されてしまう。そうなると金利上昇止む無しとなり株価は下落傾向となる。ましてや戦争リスクが大きくなれば株式市場の調整は避けられず、何もかも自然発生的に起こったものであるかのように彩られ、投資家は狼狽売りを余儀なくされる。まだNYダウやナスダックは下がったと言え大暴落とまではなっていない。顔出しして相場を悠然と語る色々な評論家はここぞとばかりに「NY市場大暴落説」を唱えていく。そうして煽っておいて、一旦はそうなるかのような下げを見せていくことになり、売った人はやれやれと胸をなでおろす。そうして今度は買い場をと考えていくのだが、相場はそれほど下がらないし、それこそ既に大幅調整を済ませたハイテク株に至っては底を打ったかのような銘柄も実は出ていたりする。結局待てど暮らせど「大暴落」は起こらずに躊躇していると株式は売り方の買戻しが一斉に始まりあっという間に下げ幅の3分の1は戻してしまう。買い遅れてはマズいとばかりになりふり構わず買いに走るからである。そして買えなかった人達を置き去りにして相場は上へと昇り始めていくのである。
という具合に相場が上昇していってくれるなら良いんですけどねぇ、そんなに甘くないかなぁ。株価指数は個別株に比べるとまだ下落幅や下落率というものは小さいです。個別ハイテク成長株のここ3か月の下げは壊滅的でしたよね、さすがに参りましたよ。これじゃあ何年かかけて得てきた利益はすっ飛んでしまった感じになりますもんね。だとしたらやはり今後の運用にも資産形成にも影響が出てきてしまいますからね。何とかそろそろ調整完了となってもらわないとと願うばかりですよ。もっとも一度キャッシュポジションを高めにしておくことにしておいた方が良いかもしれませんね。分からなかったら買わないのが一番ですからね。今朝のアフターマーケットでは米国株の先物は若干戻しています。しかし先物の動きは正直信用できません。今日は日本市場は休日でやりませんのでなんの影響もありませんが、今晩も昨晩と同じような下落となった際には完全に米国株式市場は更なる下落トレンドの確認となるかもしれません。株価指数が大幅下落というのは、NYダウであれば一昨年の3月のような2万ドル割れまで下がるような下げを意味します。前回は大胆な金融緩和が効いて急激な上昇となってさらに株式相場を押し上げるきっかけとなりました。しかし今回は金利を上げていく中での株価調整であり、インフレが一時的なものでなくなった以上株式市場がこれからも長期上昇を継続できるかは甚だ不確実なものとなったと言わざるを得ません。米国国債の発行残高は日本同様膨大であるので、その観点から米国が本当に高金利となることは不可能だとする説もあります。その通りだと思いますが、はたして何パーセントまでなら金利は上昇しても国債は破綻しないのでしょうか。実際の話になるとその時点の状況によるのでハッキリした事は言えないと言いますよね。だとしたら金利が上昇しないなんて見通しはあまり強く言えないのではないでしょうか。米国の物流の停滞具合を詳細に分析しどうしたら物流が通常に戻るのかを早急に考え実行させることの方が金利上昇に歯止めをかける事にならないのでしょうかね。素人が生意気を言ってしまって恐縮なのですが、どうもそんな感じに思うんですよね。こんな現象がインフレを引き起こしていると解説するなら、解決策も分かるはずなんですよね。なぜかそうしないんですよ、何ででしょうか。インフレにしておきたいのでしょうか、それともインフレを常態化させて貨幣価値を更に下落させたいのでしょうか。そうすることでドルを始めとする発行されている原通貨の全ての価値を下げさせて、債務の額を相対的に下げるようにしたいという事なのでしょうか。物価を沈静化させつだけなら、物価高騰の要因が分かっているのですから対応はとっとと出来るはずですよ。でもコロナなんで出来ないんですよぉ~ってか。そう考えると何だか根拠は浅いんですけど、何か仕組まれて今の状況を作り上げているのではないかって勘繰ってしまうんですよね。まぁこんなこと言ってられるのも、このブログが大して読者もおらず、好き勝手書いている雑記ブログだからなんですが、最近は陰謀論も面白くていいかなって思っているので余計にそう思うのかもしれません。陰謀論好きついでにもう1つ、トランプさんが早く戻ってきてくれて、世界紙幣やフリーエネルギー、そして早くして欲しいのがメッドベッドですね。こんな陰謀論に付き合わせてしまい申し訳ございません(笑)
週の真ん中が休日となるとゆっくりできて良いですね、早く米ロのいがみ合いとインフレが収まることを願います。今日は天気もいいので近くの公園にでも行ってみようかと思います、それでは。