おはようございます
先週末の米国株式市場はイラン・ソレイマニ司令官殺害のニュースから一気にリスクオフの相場展開となりました。
全く持って困ったものです。
日本株はこれから相場が始まるのに・・・
もっとも、トランプはじめ世界の投資家からしたら日本の株式相場がどうなるかなんてどうでも良い事なんでしょう。
こっちは困るけど。
しかしまぁ、イランと米国の軋轢はすでに半世紀以上にも及んでいて、特に何も進展が無ければ、こうやって何年かおきに事件が起こってるんですね。
しかし、戦争をしない為の攻撃という言い回しは少し強引な感じを受けますね。
米国民が中東の過激派勢力から危険にさらされることや、米国の権益を脅かすことの脅威が増大したから打って出たと言うことなんでしょうけど、米国は中東から撤退していく方向じゃなかったんですかね?
米国人がいなくなれば、攻撃される事もないだろうに、そう思っての撤退意向だったんじゃなかったんですかね?
もちろん撤退する前提条件があることも承知しているつもりですが、それが守られていないことがあって、経済制裁では埒が明かないからこうなっていると解釈しています。
そしてソレイマニ司令官については昨年夏ころから殺害する計画があったらしいことや、オバマ・息子ブッシュ時代から最優先課題だったことなども知らされています。
しかし、そういった背景があるのは分かったんですが、なぜ今この時期に殺害しなければならなかったんでしょう?
ソレイマニ司令官率いるコッズ部隊を中心として、ドローンを使った無人攻撃などを米軍や西側に与すると言われる勢力に対して行ってきたという経緯があるように説明するサイトもあったが、それも私では確信的なものか確認するすべもない。
長年小競り合いが続いていた延長線上にある事は間違いなさそうだが、今この時期に何故殺害しなければならなかったのか?についての分かりやすい説明は、私には見当たらなかったですね。
政権の高官が大統領を説得したという話もあったが、何をどうして説得してまで攻撃を承諾する理由になるのかは分からない。
私の様な末端にも属さない者が知るはずもないし、その意味では普段事情通みたいな感じでブログやYouTubeで物知り顔で、しかも顔出しでしゃべくりまくってる輩も、こういった話になるとダンマリだしね。
ただ分かっている事は、これからかなり緊張した世界が待っていて、事によっては戦争が勃発する可能性すらあるということだ。
お花畑日本人の1人である私は、そこまでは無いんじゃないかって思っているけど、世界の事情に精通した、日本人をお花畑って普段言っている連中から見たら今回はどれだけやばい事なんでしょうね。
ヤバくないのかな?
日本の報道機関は、あまりこの事について報道してませんね。
こんなんで良いのでしょうか?
報道するだけの能力が無いのか、それともわざと報道しないのか・・・
大事件じゃないんですかね?
イランの英雄をいとも簡単に殺しちゃったんですから。
私もよく分からないので偉そうな事は何も言えませんが、せめてマスコミと言われる職につく方々はこの問題がどれほどの事件なのか報道して欲しいです。
つまり、かなりヤバいのか、それとも杞憂で済む話なのかです。
私が特に心配性という性格ではないと思っています。
でも、今回の事はけっこうな重大事件からひょっとすると戦争行為に突入することさえあり得るんじゃないかって思うんですけどね。
いつも強気なトランプ大統領ですが、今後の動静はさらに注意が必要になりました。
本当に必ず何かやらかしてくれる人ですね。
CMEは350円安ですか・・・
これくらいなら良いですけど・・・円高と相まって日経平均だけ何故か大幅安とか、やめて欲しいですね・・・
大事にならない事を祈りつつ、大発会を迎えたいと思います。