株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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半導体強し

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は上昇となりました。

NYダウ    +242.74     38049.13

NASDAQ         +28.58        15510.50

S&P500           +25.61          4894.16

VIX指数           +0.34                13.27

原油                 +2.13                76.08

為替                                        147.73

 

半導体銘柄は強い相場が続きますね。まぁ、確かに無限と言っていいくらいの需要がありますからねぇ。厳密に言って、生産可能な世界の半導体工場がフル稼働した場合の供給量なんて分かりませんけど、これからも新規に稼働し始める工場がいくつもあるわけですよね。でも材料とか流通を含め、人員とか、各工程で必要な中間品とか、どれもが上手く生産され供給されないと賄えないんじゃないかと思うんですけど、そこら辺は機関投機家さんは当たり前に理解してるんですかね。よく20○○年には○○兆円規模まで成長する想定とか言われますけど、そうした話が出ると株はその話の真偽を確かめるように織り込みにいきます。当然、各銘柄がその成長物語に対してどの程度影響されるのか、又はされないのかを見極めていきます。シンクタンクなどが各々独自で調査してレポートなどを発表しますので、一つのテーマでも幾つかの見方が出てきます。それらを比較検討しつつ、今後を占っていくのですが、考えたら大変な作業ですね。それでも株価は年初の日本株のような動きを見せるんですよね。まるで分かっているかのようにね。そう考えると、株式市場の値動きというのは、合理的に動いていると一応は考えますが、でもそこに「欲」が働いて行き過ぎたり逆手に取ったりと裏をかく事もやるんですよね。まぁそうやって実はバランスが取れているという事なんでしょうね。

米国株式市場は反発するように上げましたね。金利低下により、株が押し上げられた感じでしょうか。昨晩はハイテクよりも景気敏感などが確りしていたんでしょうか。それでもIBMAMDはかなり上げましたね。個別の展開だったという事みたいですね。それよりも、やはり気になるのは米国長短金利差ですね。もう0.2%もなくなりました。日々の動きはほぼ同じ方向で動きながらも、金利差は縮小しています。このままいくと、インフレ懸念が無くなる状況が続き、まるで自然と正常化しているかのようになるのでしょうか。何にせよ正常化がなされれば、その後半年から1年程度で景気後退期にはいるはずです。やはりここは初志貫徹し、楽観論に抱き込まれないようにしないといけないかもしれませんね。

今日は金曜日、週末となります。そして来週で今年最初の月が終わります。何度も言って恐縮ですが、時間の経つのが早いです。1日は長いんですけどね。寒さは続きますが、来週は少し和らぐ予報でした。体調管理に気をつけてこの週末もお過ごしください、それでは。