株歴30年生の雑感ブログ

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金利と株価

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小幅安となりました。

NYダウ   -99.99    30423.81

NASDAQ     -91.89           10680.51

S&P500       -24.82     3695.16

VIX指数          +0.52                 31.02

原油             +2.49                 84.59

為替                                       149.86

 

しかし、米国株は金利が上がっても上がる事になったのでしょうか。10年国債利回りは簡単に4%を超えてますし、他の年限もみな4%を超えています。もう、あまり考えないようにした方がよいのでしょうか。金利って慣れるものなのでしょうか。もう少し、数字である以上厳格に対応するものかと思っていましたが、どうやらそれもまた勘違いだったという事になりそうです。金利も材料の一つだという事も一応理解しているつもりなんですが、こうもハッキリとされると「どうしたの?」って聞きたくなるんですよね。昨晩など、どの年限を見ても米国債は前日比3%前後利回りは上昇しているんですよ。にも関わらず、株式市場は小幅な調整で終わるんですよね。ただ、もしかしてですけど、もしかすると、ここら辺が戻りの限界となるのかもしれません。もう少し戻ると思っていたけど、上がれなかったんだとしたらそういう判断にもなりませんでしょうか。ベージュブックも景気拡大としながらも、順風満帆ではない感じだったようです。先日来書いてきましたが、銀行が引当金を積み増す額が増えているとのことで、将来的な融資先の返済について対処し始めました。このような対応は平時でも当然行いますが、金額がかなり大きい事が懸念される話になっているんです。あのリーマンショック時よりも高額だと聞けば、やはり気になります。もちろん、その当時よりも経済は拡大し、その分融資額などは増大しているはずなので、額が大きいだけで過剰に危険視するのもどうかと思います。ただそうは言っても、これだけ頑なにFRBがインフレ抑制だけに対処する姿勢を貫くならば、当然金利は高止まりし、景気後退は確実視されますよね。そんな状況の中で多額の引当金を積み増しているとなれば、金融機関は近い将来の不況を予測していることになりますね。そんな雰囲気の中で、「金利」だけは高くなるのってどうなんですか?やっぱりおかしくないですかね、それとも、政策に沿っただけの債券市場の値動きだと単純に捉えれば良いのでしょうか。では、その動きはいつまで続くのでしょう。毎月の経済統計で変わってくるにしても、まだまだ1年以上先まで金利は何があっても高止まりなんでしょうか。それとも中間選挙までで、その後は景気後退でした〜なんて話で一気に下がり始めるのでしょうか。株式市場にとっては金利観は大事です。金利だけで株価が動くわけではないですが、株価を決める大きな要素ですからね。この先の金利観は大事ですよね。そんな感じで昨晩の米国債券市場を見ましたが、色々と分からないことばかりで、切り返したとはいえ、株を買う気にまでなれないんですよね。慌てることはないんですが、貧乏性なもんで、上がり出すと心配になり、金利が上がっても心配になるんです。もういい年なんだから、一々振り回されるなって思ってるんですが、中々ね、成長しませんね(笑)

さて、今日から暫くは好天となるようです。やはり、天気が良いのが一番ですね。週末まで良さそうなので、久しぶりに何処かへ出かけるのも良いかもしれませんね、それでは。