おはようございます
昨晩の米国株式市場は反発となりました。
NYダウ +827.87 30038.72
NASDAQ +232.05 10649.15
S&P500 +92.88 3669.91
VIX指数 -1.63 31.94
原油 -0.02 89.11
為替 147.26
昨晩の米国株は一体どうしたんでしょうか。500ドルくらいダウは下がって始まりましたよね。それが気が付いたら800ドル高で終わってました。何がここまで買われる原因だったのでしょうか。日経新聞などはCPI発表後の投機筋の買い戻しによる急伸と表現していましたが、実態はそうなのか分からないのですが、そう表現したのは正解なのではないでしょうか。どうみても何かの仕掛け的なアルゴが作動して買いに繋がったと見るのが妥当だと思いますね。だって、買う理由ありますか？ 私には特に見当たりませんでした。こうなると適当にアルゴとか買戻しとかにしておくのが無難な話になりますからね。ごく一部の市場関係者しかことの真相は見えないですからね。でも株式相場ではたまにというよりももう少し頻繁にこうした動きは見られます。どう見ても答えは1つといった状況で逆目に出るという事があるんです。相場は人の逆を行く、よく言われますよね。昨晩がその典型的な例ですよね。そして昨晩はオプションのSQ最終売買日でもあったので、そこら辺の売買注文もあって、何か仕掛けるには都合が良かったのかもしれません。そして、あれだけの上げを見せた米国株式市場ですが、ザラ場ベースですが、NYダウでは安値を更新しています。細かい話ですが、欲を言えば9月30日の安値は割らずに切り返してくれるともっと良かったのかもしれません。そうなってくれていれば、一応の底値形成パターンになっていたかもしれなかったからです。ただ、10月5日のザラ場高値30,452ドルを引け値で超えてくると本格的な底値形成となり得るかもしれません。それでもある程度反発すると今度はちゃんとした2番底を作りに行くと思われますので、それが本当に2番底となれれば、今回の下落相場が終焉を迎えることとなる可能性は高まってくると思いますね。ただですねぇ、株式市場と景気は必ずしも一致して動くわけではないので、これまた想定するのは難しいのですが、状況は悪化しているわけですね。インフレは続いているわけですし、それが統計でハッキリとしたわけですよね。誰かが買戻しを入れたために、ある一線を超えたりしてトリガーを引いたために一斉に買戻しの注文が立ち、半自動的な反応だと思うのですが、機械的に買い注文が入るようになっただけだと思うんです。つまり結果として「騙し上げ」となる可能性はそれなりにあるという事ですね。もちろん、何日かはこの動きが続くのかもしれません。騙しと言っても、単日だけではないですからね。まぁ、何を言っても相場の予想なんてあまり意味は無いもんですので、あ～だこ～だと言い過ぎても良くありませんのでここら辺でやめておきますが、買い場なのか売り場なのか分かりたいですよねぇ（笑）
今週も週末となりました。一週間お疲れ様でした。スーパーなどではとっくに新米が出回っておりますが、我が家でも今度ある特定農家さんの新米が入ります。それにしても今はお米が安いですね。消費者としてはありがたい限りなんですが、農家の経営としては心配になります。というのも、例えば食パンは小麦価格の上昇が無くても、ちょっと高級な奴として売り出すと、平気で1本数百円くらいしますよね。あれを3本も買えば、お米10キロ分はすぐに買えてしまいます。高いと思いませんか？というかお米が安すぎると思うんですよね。春に田圃を起こして苗を植え水を張り雑草を抜き、手塩にかけて育てたお米がこんなに安いというのは、日本人が主食としているものが安いという点においてはありがたい以上のことは無いのですが、生産者としては採算に合っているのかと思ってしまいます。聞けば毎年多くの農家さんが廃業されていると聞きます。ただでさえ食料自給率が低いのに、主食であるコメ農家が激減されたのでは日本人の食は外国依存度が高すぎてしまい、とても由々しき事態だと思うんですよね。そうしたことについて何故マスコミは国民に訴えないのでしょうか、日本人が危機に瀕しているって視聴率取れるんじゃないですかね。平和で呑気で払うもの払ってくれれば、この国がどうなろうとどうでも良いと思っている証左ではないかと思うんですけどね。下手するとミサイルだって飛んでくるかもしれない状況で食糧すらまともに確保できないとなった場合に、それでも日本にはお米はあるからみんな飢えることは無いよってなっていればまだ良いのですが、とてもそうは見えません。週末なのに暗い話になってしまって申し訳ないのですが、日本人はもっとお米食にするべきだと思うんですけどね。
グズグズした天気が続きますが、週末は天気もまずまずらしいので、ゆっくりと心身ともに寛いでいただきたいですね。そろそろ温泉なども良いのではないでしょうか、それでは。
