株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

MENU

NY株式市場は買い場か!?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は大幅反落となりました。

NYダウ  -807.77  28292.73

NASDAQ     -598.34       11458.10

S&P500       -125.78         3455.06

VIX指数       +7.03                33.60

原油             -0.20                 41.31

為替                                     106.19

 

 

さすがに一服ですよね。

昨日までが凄すぎです。

株が上がり続けるためには調整が必要です。

 

特に理由がない下げですが、普通に利食いが入ったと見るべきでしょう。

 

理由のない下げは怖いですけどね・・・

こういう時に「だから前から言ってたように」などと言う人がいますが、こんな下げが急に来るのが株式相場ですから、あなたが言わんでも何時か下げは来る、いつか、ね。

 

昨晩の下落が、つまり9月3日の米国株式市場でダウは1,000ドル下がるって予想した人がいるなら証拠と共に表明して欲しいですね。

もちろんたまたまじゃなくてですよ(笑)

ちゃんとした想定のもと昨晩は下げると分かっていた人ね、「かも?」じゃなくて。

まぁそんな人いないよね。

 

つい最近のブログで書いたと思いますが、上がってきて買われてきてもいつかは下げが来ます。

その瞬間は単純で、単にかいが減るから・・・

上がり過ぎれば当然で、上がった水準を「買う」という事はその水準からさらに上昇すると思えなければ買えませんよね。

 

どんな優秀な人でも、そういった感情はあるし、もしAIでもそういった判断をすると思います。

 

つまり買えないという事。

だから売りが勝ってきてズルッと下がるんです。

 

で、また適当に下げると値ごろ感から買いが優勢となる。

ただし、相場がかなり上昇している水準では注意も必要です。

当たり前ですが、少しの売りでもたちまち買い上がってしまうほど買いの力が強ければあっという間に下げた幅くらいは買い上がってしまいますよね、だから相場は続く。

 

だけど、下げても買いの方が弱ければ・・・

 

下落相場の開始となります。

 

この下げをどう見るか!?

 

どう見ますか?

 

単なる調整ですか?

それとも大天井ですか?

 

つまり下がったところは買いですか、売りですか?

 

今晩の雇用統計発表前に下げさせるあたり、投資家心理をうまく突いているなぁと感じてしまいますが、基本は「買い」です。

 

ただし、どこまで調整するかを見極める必要はあります。

 

雇用統計の結果にもよりますが、予想よりも数字が良ければ一旦は下げの半分くらいは戻す様になるかもしれません。

数字が悪ければ続落して今週を終える事になりそうです。

そして米国人も欧州人も日本人もみんな土日に憂鬱さを感じながら来週以降の相場展開を模索していくんですよね。

 

一昨日の相場でNYダウが400ドル強も上昇した際は、

「出遅れ銘柄に幅広く買いが入った」と言ってました。

それが昨晩になると一転して「利食い売りが入りました」となる。

 

じゃあなんで幅広く「出遅れ」を買ったんだってなりますよね。

 

でもこんなコメントを信じている様ではダメですね。

だってこのコメントはマスコミが書いたものです。

マスコミなんて結果を見て定型文のように記事にしただけで、内容などよく見ていませんからね。

だから相場が上がっても下がってもその要因など分かるはずもありません。

むしろマスコミの人が本当に上げ下げの理由が分かるなら記者など辞めて投資家や運用のプロになった方が余程いいですよね。

 

単純に高値警戒感が出ていたところへ、重要指標の発表前に、一昨日までの急ピッチな上げに対してそれ以上の買いが入らなくなったから売りが多くなっただけです。

 

しかし、だからと言って下落相場となることを示唆しているとは思えません。

 

今のところで言えば、まぁ世間的に言われている事にもなりますが、大統領選の投票日前に最高値を取っていくための、つまりジャンプをする前に一旦屈伸するかのような、そういった調整であると考えるのが普通かなって思いますよ。

 

利食う人は一旦売って利益確定するとか、税金対策とか何かしらの都合で現金化するといった理由で売却したりするのもあるでしょう。

 

ここで降りる人は降りてもらい、ここから調整で買う人は買いましょうと言っているだけです。

そして変化が起こると例のアルゴが働きやすくなってきます。

つまり、大して売る気が無くても勝手にAIが売りを主導してきます。

だから一瞬にして崩れていくのです。

 

コンピュータにしたらただの数字の変化にすぎません。

 

30,000ドルが20,000ドルになっただけ、人間にとっては、と言うか投資家にとっては痛いですけどね。

 

まずは慌てないで行きましょう。

そして、ある程度下げてくれたら買いが入ってきそうか注意深く見て行きましょう。

下がるとすぐに悲観的になってしまう人がいますが、そういった感傷的になるのが最も判断を鈍らせてしまいます。

 

冷静に、他人事のように俯瞰的に見れる気持ちが投資には必要です。

みんなリスクを取ってやっているので、自分だけとは思わないでくださいね。

 

取り敢えずは土日を迎えます。

 

私は、今回の下げも買い場提供の一環だと考えていますが、みなさんはどうですかね?

もっとも相場展開次第では、撤退も常に考えてますよ、当然ね。

 

というわけで落ち着いていきましょう、それでは。